コラージュできました!
寒い冬ももうすぐ春!!!
そんな願いを込めて、白樺派とパイナップルを題材にこしらえました。
どうぞご覧下さい。

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パイナップル売りの志賀直哉、
黒光りする見事な笛を吹く芥川龍之介、
桜の季節の東京タワーをバックに、白樺派カレーと七輪で花見の準備はバッチシ!

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喫茶店「フェニックス」。
数ヶ月前に弟子入りした坊主は屋上で尺八を吹き鳴らし、
虎のカップルは店先で猛暑に伸びてしまい。若き日の志賀直哉と武者小路実篤が時折、
坊主を冷やかしに遠方よりやって来る。

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浜辺に突如として出現した巨大パイナップルを測量する人々の横で、
記念撮影をする実篤と直哉。志賀直哉邸前にて。

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書斎でせっせと小物をこしらえる実篤、穏やかな眼差しの直哉、
虎のおでこにVサインアヒル、
謎の矢印の脇でキランと光る龍之介の光と影。
手賀沼を臨みながら、吹き鳴らしたピアニカと太鼓のライブセッションから
構想が生まれた馬アニメ。当初の構想から二転三転を繰り返し、
一時はどうなることかと思われましたが、無事完成致しました!!!
悲しみに暮れる白い馬と、それを追いかける黒い馬が、
最後には幸せに結ばれるという話です。
今度は登場人物の感情まで表現されています。
どうぞご覧下さい。



++馬アニメあらすじ+++
昔々、黒い馬の国に、ブラック王子という名のとても強い馬がいました。一方、白い馬の 国のホワイト姫は、いつもいつも泣いてばかりいました。彼女が流したミント飴の涙は、 白くて甘いメレンゲになりました。ある日、ホワイト姫は、カモシカに連れられて、カモ シカの国にやって来ます。いつも泣いてばかりいるホワイト姫にカモシカたちは言いまし た。「西へ旅に出なさい。あなたの悲しみを癒してくれる者に出会うことができるでしょ う。」ホワイト姫は旅に出ました。憧れのホワイト姫の後を追いかけてきたブラック王子 は、カモシカに尋ねました。「ホワイト姫はどこへ行った?」「あっちです」とカモシカ は答えました。草原を走り抜けるホワイト姫。ブラック王子も草原を走り抜けます。途中 、ホワイト姫の侍者に会いました。ホワイト姫はなかなか見つかりません。夕暮れ時、湿 原に佇んでいたホワイト姫を呼ぶ声がしました。颯爽と現れたのはブラック王子。「ホワ イト姫、私と結婚して下さい!」宴の笛が吹き鳴らされ、たくさんの動物が二人を祝福し ます。「みんな、ありがとう」とホワイト姫は言い、去っていきました。この物語は何年 も何十年も語り継がれ、二人は幸せに暮らしましたとさ。おしまい。
黒→角 1/13 18:21
件名:角ちゃんや

角ちゃんが喜ぶだろう写真を添付致しました。 下糸(※ミシンの)がストライキを起こして出てこなくなり、
作業中断です。
未来派の水兵さんのようになっていると嬉しいんですが。。。

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角→黒 1/13 20:52
件名:大喜びです

今、詩吟教室の帰りです。大変歓迎していただき、
初見の歌詞を初耳の節にのせて、朗々と思いの丈を詠じてきました。
 
そして最高だよ、その写真♡
吟河鉄道の車掌さん
私の弥生人ワンピースはパーツに分かれていないので、
そのような神業を披露できズ、残念です。

ベルト作戦も決行してはみましたが、想像上の方がよかったです。
(※アレンジとして水玉ベルトを着用する案。)
昨年の暮れから制作していた犬アニメがついに完成致しました!!!
角が見た犬の夢が発端だったものの、作っているうちに、
紙芝居的大人向けアニメになりました。
黒い犬が世界中を旅して、友達に出会う話です。
音も合わせて作りました。力作です。ご覧下さい。
今年もよろしくお願いいたします。

KWネットワーク



+犬アニメあらすじ+
ある日、犬はアンデス山脈でたくさんの鳥を見ました。でも、鳥と友達になることはできませんでした。犬は旅に出ました。モンゴル高原で、青いムササビが空から舞い降りて、三匹の犬が生まれました。犬は旅を続けました。森を抜け、山を越え。草原では、草の水蒸気が星になって空へと飛んでいきます。木より高く、もっと高く。犬は星の間を抜けて、行きました。雪原で、友達に会いました。アンデス山脈に戻ってきた犬は、巨大な鳥に飛び乗り、友達もいっしょに飛んで行きます。
角が見た夢を起点に、展開したコラージュ。
古本屋兼カフェ兼骨董品店(土鍋専門)を営む、大江健三郎か安部公房。
角がその店で土鍋に魅了される。
大江健三郎と安部公房は友達で、二人で静かに語らいながら、
コーヒーを飲んでいる。

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ご機嫌な店内。(角)
メニュー表(実はノーベル賞です)を見せてくれる親切な健三郎の前に、
公房もゴリラもチャボも集まってきました。(黒)

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隠れた名作です。

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中央左のチャボ二羽がちゃぶ台をついばんでいます。

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なぜか涼しげな一枚。(黒)
健三郎の周囲が特に涼しいです。(角)

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こちらは夏休みの作文です。
作文と共にコラージュも提出した公房青年。(黒)
「タイトルは異端のパスポート」
なぜか、なぜか懐かしさがこみあげます。(角)
「人類史を俯瞰するエッセイだそうです」(黒)

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こういう年賀状、ありそう。(黒)
ニワトリ年です。(角)

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額縁に入れられた上界の友より、花に包まれた健三郎の居る方が天国に見えるのは気のせいでしょうか・・・。(角)

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この斜めの動きは無造作のなかに、わいわいとした陽気さが混じり、楽しげな一枚に。(黒)
何らかの哲学が感じられます。(角)

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(左)黒&(右)角。KW(キロワット)ネットワーク。KとWは名前のイニシャルから。 本人たちもたびたび忘れるユニット名「KWネットワーク」をつける。 黒そして角、大学時代フランス文学科で出会う。卒業間際に意気投合。 2008年秋、コラージュによる「げっぽく」カレンダーを制作。 「げっぽく」の由来は「東海道中膝栗毛っぽくしたいね」という発言から。 2009年春、ヨーロッパ放浪へ一緒に旅立つ。 スーパーの袋を常に持ち歩く乞食ジャーニーと化すも、無事帰還。 角曰く、わたしたちは今、太陽だ。でも夜の闇を照らすことはできない。 だから豆電球になるのだとのこと。 コラージュのほか、豆電球になるべく、歌、映像などワールドワイド&ピース、 別の分野への進出も、にじりにじりと画策中。
このブログは、KWネットワークのブログです。 タイトルの「月刊かわ」は、以前「二人で雑誌を作ろう。名前は『月刊かわ』!」(By黒)と 適当に言ったのが気に入り、脱力感、メインストリームからの離れ具合等、 まさに合っているという理由から、サイト「月刊かわ」になりました。 尚、このサイトの画像・文章の著作権は、黒と角にあります。 使用する際はご一報下さい。連絡はmail:aikopa@gmail.comまでお願いいたします。

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