2011年11月アーカイブ
夜中に目が覚めて、
なぜこんなことを思い出してしまったのか。
アカデミー賞も獲ったことのあるソダーバーグの初監督作は、セックスと嘘とビデオテープ。タイトルで予想するより、地味で素敵な映画なのですが、何度見ても引っかかる部分がある。
故郷の町に帰ってきた主人公が、数日泊めてもらう友人宅に着き、奥さんにトイレに行くと行って、ソファから立ち上がって、間もなく、「間違いだった」と戻ってくるのだ。
けれど、何が間違いだったのか。
出そうかと思ったけど、違った。
ということなのか。
トイレに行くと立ち上がったのに、間違いだった。と戻ってくる。私がその場にいたら、その人の便意がいつ戻ってくるか気になり出して、もう気が気じゃない。それもあって、気が気じゃないまま、主人公の便意に引っ掛かって、映画を見ていたのを思い出す。
そんなソダーバーグも、50才を目前に引退&画家転向宣言。あれだけ働けば、画家になるって言われた時に惜しいという気持ちよりも、面白いことをしてくれそうだと思う。
そして、彼はたぶん必ず戻ってくる。
間違いだった。とか言って。
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