May 27, 2008

ロブ=グリエと全然関係ない写真の数々

期限切れバター入りのブラウニーがホウボウで好評を集める。

で、今日はこの前、丸善でアラン・ロブ=グリエが死んだ、正確には
死んでいたことを知り、ふらふらと帰ったことを思い出していた。
ネットでアランはどんな顔だったかと調べたら、色々出てきた。
以前、来日時の写真が古本屋で買った小説に載っていて、
すごく髪の毛を振り乱していたけれど、身だしなみの良いアランが出てきた。
それから、赤いソファー上のアラン。右上に掛かっている白いもしゃもしゃした
ものが猫に見えた。
それから、全然関係ない写真

それからブランショも調べてみた。
若い頃。右の空を見つめてる方。
そして、関係ない写真
美しい緑のパッチワーク。

投稿者 aikopa : 12:15 PM

May 23, 2008

だうだうと間違えよ、さらばスクワラン

昨日はアテネフランセでアネモネというタンゴANEMONEを
調べると、ANEMONE DE MERという項目があり、イソギンチャク
と書いてある。海のアネモネでイソギンチャクになる。
ちょっと日本と似てるわねぇ。という流れで
たわしは、海、豚と書いてイクラ。と言ってしまう。
海豚でイクラって新しいねと言っていただく。
イルカよイクラたらん。

久しぶりに土浦に帰ると、お父さんもお母さんも何だか時差ボケで
夜が更けてもああだこうだと言っていて、さわがしいなと思っていたら、
ねむってしまい、朝に至る。
誰も起きてないみたいに静かだと思ったら、本当に誰も起きてなかった。

おばあちゃん家に戻ってきて、勢いでブラウニーを作る。
思い出すのは、夢のようなブラウニーを頬張るメキシコ映画。
あれには確かヘロインか何かが入っていた。
たわしのには、期限切れの無塩バターが入っている。
それはさておき、さあて作るぞと思って、
クーベルチュールのチョコの袋をぷりっと開けたら、
白いのがぽりんぽりんと出てきて、あらら、と思った。
ブラウニーなのに白い。
そんなことになりはしないかとヒヤヒヤしたけれど、ココアパウダーを
入れたらちゃんと茶色になった。
だうだうだう。ちぇーい。

投稿者 aikopa : 8:17 PM

May 20, 2008

ウーマンボ!我輩は猫かもしれないじゃないか。

033hdkypt.JPG

今、調べたらクリストファー・ウォーケンがサタデーナイトライブで
敏腕プロデューサーみたいな役をやっているのを見たら、
もっとカウベルが必要だ、フィーバーが必要なんだと言っていた。
もうウォーケンに言われたら、するしかない。
もじゃもじゃ頭で腹が出てる男の人がくねくねしながら、
カウベルを叩いている。

今朝は本を読み、持て余した時間でだるい気持ちに満たされ、
午後少し昼寝。
起き上がって、こんな文章を書く。
ふと、「だろうか」の波が押し寄せてきて、かなしいかもしれない
気持ちになる。
「かもしれない」の波は絶対幸せにつづいている。
だろうかではなく、かもしれないじゃないかで生きては
いけないだろうか。生きていけるかもしれないじゃないか。
じゃないかじゃないかジャマイカ。ウーマンボ!

我輩は猫であるだろうか。
我輩は猫かもしれないじゃないか。

その後も流れ出るインスピレー村に身を任せる。
ヒンディアナ・田中・ジョーンズ。
パンチョ・ポンサと名づけられたカンガルーと聖杯を探しに行く話。
角ちゃんが6月から地中海へと飛び立つので、出発間際に
テーを完成させ、共に愛でようと誓い合う。

写真は散歩途中に出会った歩道橋の階段。御茶ノ水にて。

投稿者 aikopa : 11:07 PM

May 13, 2008

磨耗後にやってきたタワシスム、チョコをにぎり寿司と見間違える

この前、角ちゃんに会った時はかなり疲れていて、
初台の喫茶コーナーで頼んだジンジャーエールが出てきた時に、
ありがとうございましゅと言っていた。
ゴールデンウィークに導かれた残業により、たわしは磨耗し、
摩滅し、ジャックと豆の気になり、たわしにすがる気持ちで
やはり青い背表紙の本を読み、もういい加減面白くないのだけれど、
読むという行為がたわしにもたらす滋養を吸い取って、
たわしはみるみるうちに元気になり、朝、電車の中で、
繰り返し聴いたvoyage autour de ma chambreと名づけられた
プレイリストを聴くうちに、たわしはたわしであるというスム、タワシスム。
ラテン語なら、きっとタワシスムというであろう確信に満ち、
かすかな妄想に浸りつつ、歩いていたら、Mary'sチョコレートを
運ぶトラックの側面に描かれた色とりどりのチョコレートを
にぎり寿司と見間違える。
遅々として通勤の片手間に覚えるラテン語。アテネでかほりさんに
見せたら、これは変だね。と最後のレッスンの「文学を学んでいなかったら、
僕の人生ははるかに幸せだろうに」というフレーズに軽妙な驚嘆を見せる。
たわしも読んでいなかったけれど、そんな終わりはとても素敵だと
思った。あと、挿絵では明らかに男の子と女の子の会話なのに、
日本語訳は男二人になっていたり、途中で訳の語調ががらっと
変わったりで、よくよく読むと本当に面白い。不純なのは
重々承知の上、遅々としてラテン語に掃除されていくわだかまりのことを
思うと、素晴らしい逃避行であると思うのだった。

投稿者 aikopa : 7:44 PM

May 4, 2008

謎の男トマ読了。畳の上でまどろむ。おーうSIT

はて、こんな終わりだったろうか。
謎の男トマの最後は何だか美しい草原が地平線まで続き、
しかし足元はひたひたと水に満たされて、どこへ行くともなく、
ただ歩くのだろう。生きるでもなく、死ぬでもなく、その間あるいは、
その両方の外側を泳ぐような、そんな気持ちが謳われた一篇の
詩のようであったと思う。
けれど、こんな終わりは読んだ記憶が全くなかった。
その次のページから収録されているアミナダブという小説は、
以前から読みたいと思い、そのためにこの分厚い文学全集のような
本を買ったとでも言うべき作品もまた、トマが主人公なのだった。
歩き続けたトマが見知らぬ町で阿部公房のようなことになっている。

最近のこと。
6日前は顔に蕁麻疹ができ、1日の元同僚の方々とのイケア散策をキャンセル。
頭で考えることをやめたら、身体が拒否反応を起こしたのだと思い、
蕁麻疹が出たことでなんとなくほっとする。
ムヒをぬりたくり、完治。
窓を開け放して、畳の上でタオルケットをかけて昼寝をしたのは、実に
実に気持ちよかった。ふにゃふにゃとしてる中で、おばあちゃんが来たような、
来ないような、そんなうたたね。

この前、会社で上の人がしくじった時に、SITと言っていて、おそらくそれは、
SHITのことだと思ったのだった。他の時に真似して、おーうSITと言ってみる。
これがなかなか面白いので、たのしくなり、他にも考えてみた。
ガッデム、ガンダムで代用。
実際にやってみたら、確かにキタナクナイけれど、それはやはり
ガンダムでしかなく、すっきりしない。

投稿者 aikopa : 10:22 AM
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