March 19, 2005

私はしっぽのことばかり気にしている

昨夜は一年生の時の基礎演の飲み会があった。
そしてとてつもなく凹んだのは、おそらく私がまたしても同窓会にも
似たものに参加してしまったからだ。
皆であの頃を少し思い出す作業、そしてこれからの自分を宣言する作業。
そういう反省みたいな行為を私はきっと私一人だけでやりたいか
もしくはやりたくないか、元々できないのだろうと思った。
一年生の時にどんな私だったかあまり思い出せないが、
それほど話したことない人と今までにないほど話した。
エビフライのしっぽを食べるかとか、エビの天ぷらのしっぽを食べるかとか、
グレープフルーツの中の皮は食べるかとか、食べる話ばかり。
しかし、そういう身近な疑問をぶつけることが私のコミュニケーションの
方法なのだ。当初それは、私が私の核心に触れるような話をしないための
ものだったが、おそらく今となっては、そういうものの価値観を量っているのだと
思うことにした。

投稿者 aikopa : 3:10 PM

March 16, 2005

ワイロという言葉の響きはどことなくマイロを想わせる

明け方早く、目が覚める。4時。
うんうんうんと、ふとんの中で粘ってみたが、んばっと飛び出して、
本を読んだ。友情論。レイアウトのせいもあり、するすると読めてしまう本。
内容的には、いや、それはどうなんだ?という記述もあるものの、
概ね友情ということについて私が考えていたものの輪郭を象ってくれている。
あと半分。
アテネフランセでは、なぜだか先生がホワイトデーのプレゼントだと言って、
みんなにイタリア製のチョコレートをくれた。
日本の文化的にホワイトデーにチョコをあげるのは普通か?みたいな
質問をしてきたが、普通はあげた人にお返しをする日であって、
あげてもない人にチョコをあげる日ではないんじゃ・・・と思ったが、
それをフランス語で説明することもできず、チョコをもぐもぐ頂いた。
友人曰く、次のクラスも取ってくれっていうワイロなんじゃないかとのこと。
ワイロには、常々弱い傾向にあるのだが、それはきっとキシリトールとワイロという
言葉の織りなす詩的な関係によるものだと思った。
ワイロはいつだって、キシリトールの代用品に違いない。
しかし、プレゼントだと思ってあげたものがワイロだと取られるのもどうかと思うが、
なぜ先生がプレゼントをしたかったのかよく分からなかった。
そういうのは私たちが先生にするものなんじゃないか。ちがうのか。

投稿者 aikopa : 8:14 PM

March 15, 2005

ものをくるむ日々

引越しのため、ものを片づける。
「輝き始めた日に」という楽譜が出てきた。お、これは!?
中学生の時にユリコさんとかと歌っていた替え歌ではないか。
ハゲの人の青春?のようなものを丹念に歌っている。
しかし、元の歌がどんな歌だったか思い出せない。
はて?と思っていたら、テレビに出てた。
中学の卒業式で最も多く歌われている歌「旅立ちの日に」らしい。
替え歌では、毛が旅立っているサビが何とも口元をだらしなくさせる。

今日は、朝は小一時間、毛布の毛玉取りに勤しんでいた。
何だかもそもそ、丹念にむしりむしり。
午後はビデオデッキとか詰め詰めした。疲れた。
合間にソリティア。ソリティア地獄。

投稿者 aikopa : 9:19 PM

March 12, 2005

もうそこには足袋しかない

昨日は明け方地震と勘違いして、飛び起きたらドキドキして眠れず、
朝はどろーんとした気分でアテネフランセに着き、カフェテリアで
朝電車の中で6行しか読めなかった、une pelle au vent dans les sables du reve
を少し読み進めていたら、先生がbonjourって言って、何それ?
何かたくさん書き込みしてあるね。みたいなことを言われた。
シュルレアリスムの本だともごもご答える。くたん。
今学期から一緒に昼食べてる友人が5月末にフランスに行くそうで、
彼女がいなくなるんだ、寂しいなぁと思う以前に、本人が「もう色々なことが
急に決まって、大泣きしたりした」という話を聞いて、妙に彼女の世界に
ぐるぐると巻かれるのだった。彼女とは同じ脈拍を共有しているのではないかと
言うほど生活テンポが同調している。
午後から新宿でくまくまとワッフルを食べる。
ワッフルで気持ち悪くなったせいか、後で何を話したのかひょうひょうと忘れてしまった。
一ヶ月に一度は東京に出てくると言っていた。
その話を、10分後に会った角ちゃんにしたら、
どこから出てくるんだ?と突っ込んでいた。うーむ。
角ちゃんは、リュックを背負っていて、何だか愛着が湧くという話をしたら、
リュック姿の自分が恥ずかしくなってきたと言われてしまった。
雨の中足袋を履いて幕張にいるのだが、駅に自転車を探しに戻ると、
雨が上がっていたという夢の話をしてくれた。
まさに今の自分のことなんじゃないかと言っていた。
夢の記述はいつだって魅力的だ。

投稿者 aikopa : 10:59 AM

March 8, 2005

あいこぱの近況。もう春になってしまった。

差異と反復を読み終えた。5日前。結局良く分からないまま、
背表紙がぺらぺらとはずれかかりながら、返却した。
それと一緒に借りた物質と記憶の方は、全部の行にアンダーラインが
引いてあるページがあったりした。
それを消して、消しゴムのクズが挟まってあるページも多かった。
何かをめぐる攻防の中に私がいるような不思議な心持ちにもなった。
一週間前付近は、おねいちゃんの漫画を粛正した。
今後、大塚に引っ越す予定。
あまりにも色々なことに追われていたら、気づかなかったが、
ふと思い出した。
カラフルメリィでオハヨという芝居のエンディングテーマ曲は、
巣鴨と池袋の間の駅の名前が思い出せないということを
歌っていて、つまりそれは大塚なのだったのだ。
その大塚に住むのか。ぼやーん。

投稿者 aikopa : 8:17 PM
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