January 31, 2008

それは本当です

アマゾンでブランショの本を探していたら、最近訳が出たを見つけた。
イメージは載ってないが、レビューを読んでいくと、どうやら、赤い表紙で、
中も赤で、赤地に黒の文字で印刷されていて、読みにくい。
訳が良くないのか、ブランショの元々の文章なのか、
3ページでよく分からなくなってしまったと
書いてあった。
それは本当です。と思った。
その装丁も、訳も、ブランショの文章も、たぶんすべてが読みにくく、
そして、わからなくさせているのだと思います。
ただ、ブランショの魅力はまさにそこにあって、きっとこの装丁も
それも狙ったものなのだと思いたい。
わからないを体験する文学。ブランショを読み、わからなくなることで、
満たされる。わからなくなることで、得る空腹感、
安心感がある。
読みにくいとあって、ますます買いたくなった。

そして、バロウズのノヴァ急報を読み始めた。
これはえーと、読みやすい。始めだからなのか、わからないけれど、
かなり読みやすいのでびっくりした。
いや、バロウズの他の本も読むことで、経験値みたいなのが
溜まって、読みやすくなっているのかもしれないなとも思う。

投稿者 aikopa : 11:05 AM

January 30, 2008

レアル?マドリード!ねむくない時代にエナッシュカのささやき

おねいちゃんに何か別のことをテニスコートだと言って教えたのに、
何をテニスコートだと言ったのか忘れ、
おもしろさの中心が不在になる。
新しい角ちゃんとの隠語。レアル?と聞かれたら、マドリード!と答える。
意味は本当?本当だよ。なのだけれど、
レアルマドリードが試合でゴールを決めたみたいな盛り上がりを見せる。
まるでサッカー好きの人のようであった。
お約束のように道に迷って、マドリードマドリードと言っていた。

NHKは、フランス語だとエヌ・アッシュ・カーだ。早く発音すると、
エナッシュカと聞こえる。ナウシカだ。ナウシカ。
というのを思い出したのは、これを聞いたからだ。
どこか記憶のナウシカとは違う。こんなナウシカは知らん。
と確か、このイメージソングを初めて聞いた時に思ったのを
思い出した。なぜ、これはイメージソングだったんだろう。

おじいちゃんとおばあちゃんが箱根に行っている一晩だからこそ、
と思い、歌を歌う。そして、テレビ見放題。
Rage against the machineの特集をやっていたSpaceShowerTVを見る。
久しぶりだ。こんな風にただテレビを見るのは。と思った。
Cartoon networkも入っていた。おじいちゃんの好きな好きなテレビには、
こんなチャンネルも入っている。
そして、私はねむくない時代へと突入した。

投稿者 aikopa : 10:33 PM

January 28, 2008

なぜなのでしょうか。ねむくてねむくて、しかたがありません

土曜に角ちゃんに会って、私は10時半に寝て7時半に起きてると言ったら、
どおりで私(角ちゃん)はねむいわけだ。と言われた。
これだけ寝れば、ねむくはなかろうといつも思っているのに、ねむい。
ねむってばかりなのに、おきている意味が分からないほど、
ねむくなる時がある。
ねてもねても、ねむくなる。で、とても今日、ねむくてねむくて、
しかたがない時に、隣の人が話しかけてきてくれて、
目が覚めた。本当は眠ってはいなかったのだろうけれど、
とても眠そうに見えたのだろうか。ちょっとどきどきした。
風邪だから、早めに寝ていたというのもあるけれど、もう治ってしまった今、
早く寝なくてはいけない理由は残念ながらどこにもない。
昼休みに芋焼酎入りのチョコレートを食べ、いい気になって仕事をしようと思った
けれど、ねむいねむいままだった。

投稿者 aikopa : 9:47 PM

January 24, 2008

夢みたいに語られたチャーリーとチョコレート工場

今日、ふとおねいちゃんがチャーリーとチョコレート工場の
最後について話してくれたことを思い出す。
なんかね、もうチョコレート工場はなくなってて、
みんな貧乏なんだけど幸せで歯医者に行ったりしてるの。
と言っていた。

なんか夢みたいに聞こえるなと思った。
ひょっとしたら、映画の最後だけ話すと夢みたいになるんじゃないか。
と思い、スター・ウォーズでやってみた。
なんかね、黒いマントの人を殺したら、自分の父で、
ちょっと好きだったかもしれないお姫様が妹でさ、
ちっちゃいむぐむぐしたやつに囲まれて、
わいわいやってるんだけど、今はもうない故郷の星について
ふと考えたりするわけ。
経緯がなくて、すぐにそこに至ると夢みたいに聞こえるのかもしれない。

今日、かほりさんが見せてくれた笑い飯の動画。
キツネか何かのかぶりものをかぶってて、髪の毛が長い方の人が
ぼそぼそ歌ってて、もしも世界に靴下がなかったら〜って
かかとがかちかちか〜って歌ってて、ウケた。
しかも、最後は世界が平和じゃなかったら、僕が立ち上がろうか〜、
立ち上がろうか〜、立ち上がろうか〜と抑揚のないリフレインが押し寄せる。
トム・クルーズ主演。何月何日に生まれて。ナントカ・マン。
そんな話をした。

投稿者 aikopa : 7:38 PM

January 23, 2008

おお休みじゃ休みじゃ

朝、ネットにつないで、ヒース・レジャーが死んだことを知る。
恋のからさわぎという映画で、校内放送を使ってラブソングを歌う彼は
とても素敵だったように思う。
で、がっくし来て、角ちゃんに死んじゃったみたいだよ、睡眠薬の飲みすぎで。
と書いて、その後に、雪、積もってるね。などと付け加えたら、
そうなんだ。なぜそんなに沢山。と返ってきた。
なぜそんなに沢山。というのが始め、雪についての言及だと思い、
ちょっと変な気がした。今、冷静に思えば、レジャーがどうして、
そんなに沢山いっぺんに飲み込んじゃったんだい?ということだったに
違いない。

おねいちゃん家で色々な話をした。
昔、キッズ英会話に通ってたでしょ?と聞いたら、うん。とおねいちゃん。
ピローのことをずっと、小麦粉の入った袋だと思っていた。と言っていた。
枕がどうやら、小麦粉の入った袋に見えたらしい。
これは結構、うける。

投稿者 aikopa : 7:33 PM

January 22, 2008

仕事はひとまず順調です

窓でくり抜かれた、赤白のシマシマ煙突と遠近のクレーン。
黄色いやつがまた現実逃避を促す。
夜になると、点灯された観覧車だけが浮かび上がって、なかなか良い。
昼休みに一人で、もそもそパンを食べながら、ジョナタンに
日本語のメールを書くために、漢字のリストを凝視していたら、
同じ班の人に取り囲まれて、いっしょに食べることになった。
ええい、と思って、文が終わったところで、ひとまず送信する。
ノルマの話、私が知らなかった数について、それから明日はみぞれ。
でも、ディズニーランドに行く。彼氏と同棲することを親に話せない。
だれだれさんは今頃、プリンの時間だ。いつもこの時間になると、
プリンを食べている。ワンピース。あれは連載が途中で休止していたような、
いないような、ばんそうこうの貼ってあるキャラクターがうんたらかんたら。
明日はみぞれ。ランドに行く。
そんな話を聞いた。ただ、こうして、いつまで適当な相槌をつなげられるかが
問題点だろうか。高校時代の昼休みのことを思い出し、そして、私は
早く終われ終われと思ったのだった。昼休みが憂鬱だと言っていた角ちゃんの
言葉が何度も何度もやってくる。
誰も見ていないテレビではドラマが流れ、たぶん小田和正と言われる男性歌手が
歌っていただろう歌が流れ、結局わたしは、そのドラマの時間帯にいつもご飯を
食べているのに、一向に話の流れが読めない。
帰ってきて、ジョナタンのために漢字リストを探していたら、見つかった本の紹介。
ラルースは日本語の語学書も出している。その表紙は、赤いイルミネーション、道頓。

投稿者 aikopa : 11:01 PM

January 16, 2008

くにゃくにゃ

おばあちゃん家は寒い。いや、私が引越してきてから、
世界全体が寒くなったというのもある。
ふとんの足元にコードレスあんかを入れて寝る。
中に液状のものが入っているせいで、くにゃくにゃしている。
寒いと足をびよーんと伸ばして、そのくにゃくにゃに押しつける。
足元でぽよんぽよんという感覚。
明け方目が覚めて、足で探すとすごく下の方にあったりする。
おーい、ぽよ吉や、どこへ行った?
と思った。もうすでにこの小さな電化製品に愛着を感じているのだ。
何かやわらかいものには、愛着を感じさせるパワーがあるのだと思う。
これで、世界がくむくむしていたり、くにゃくにゃしていたり、
そういうやわらかいもので満たされれば、平和が訪れるという寸法だ。

投稿者 aikopa : 10:01 AM

January 13, 2008

おばあちゃん家に行く

昨日の夜は、ままこがカキフライとフラムクーヘンを作ってくれた。
シードルをぐいぐい飲みながら、ぱくぱく食べる。
おいしかった。
明け方、変な夢を見て、目が覚めたら、胃がもたれていた。
あれは何だかお別れパーティーのようだったと思う。

今朝は、ジョナタンからもらったテリーヌとフォアグラを
一斉に開けて、パンにぬりぬりして食べた。
おいしかった。優雅な朝食。
それから、段ボールをぱぱこの車に積み込んで、
三階の部屋とトイレを掃除して、私だけ駅まで送ってもらう。
洗濯機やら机やらたくさんあって、車に乗れないからだ。
電車に乗って、思い返してみると、
おいしかったのと、かなしいのが入り混じって、
へぐぅとなり、うかつにもないてしまった。

その他のこと。
ぱぱこは最近目がよく見えなくなってきて、
自分の生まれた年を打ち間違えて1251年と書いたという。
ミイラじゃないの、それじゃ。と私。
もうこんなことを言い合うのも、
たまにしかできなくなるんだろうか。

投稿者 aikopa : 10:01 AM

January 6, 2008

居眠りニュース、棚に戻してはいけない、ワイドすぎる写真

居眠りをしながら、ラジオのニュースを聞いたら、何だか、ニュースが
途中から夢みたいになって、これはおかしいなと思いながら、聞いていた。

写真の整理をしていたら、色々あったのだなぁと思うのだけれど、
はて、これは何だろう。こんなの食べただろうか。というものが写真に
写っている。もうおいしかったのか、まずかったのか、さして覚えていない
から、捨てることにした。

青い背表紙の本をまたしても買いに行く。
何冊かまとめて買うので、選びながら、棚に戻したりすると、
タイトルが内容に比べて、すぐに忘れるようにつけられていて、
そのせいで、どの本だったか分からなくなり、片っ端から
また調べていくことになる。つまり、棚に戻してはいけないのだ。
ということに気づき、本をあちらこちらに置きながら、
次のを見ていくのだけれど、こんなには買わないからと、
いざ戻す段になって、どこにあったか分からなくなっている。
とにかく、あっただろうようなところに差し込んできた。
そのうち、以前買った本をまた買ってはしまわないかと心配だ。

ジョナタンが試験勉強をしている。かなり頑張っているようで、
邪魔しないでというようなことを言われたので、ふむ、そうだよなぁと
思い、何もメールしないでいたら、数日して、勉強が思ったより、
スイスイはかどっちゃって、というようなことを言っている。
年末に届いた手紙に入れてもらった写真を写真立てに入れようと
思ったら、かなりワイドで飛び出してしまった。
やっぱり引き出しの中に大切にしまっておこうと思った。

投稿者 aikopa : 5:14 PM

January 1, 2008

謹賀新年、新年早々、モンモランシーの虜になる

姉から、あけおめ〜というメールが来る。やたらめったら、めでたそうな絵文字が
ずらずらと並んでいて、ちょっと笑った。

朝、昼と、おとと、おととなどと言いながら、酒を飲み、そのせいか、
午後から頭が痛く、腹のあたりがむかむかする。
何だか二日酔いみたいになってしまった。でも、まだ二日目に突入していない。

青い背表紙の小説群はハリウッド映画のように楽しめるので、
こりゃぁいいと思っていたら、全500ページの小説の半分くらいで、おいおい、
これで終わりなんじゃないかと思ったら、場所を移して、
永遠に女主人公とその愛する男が、相手が自分のことを愛していないと
思い込み、何だかつかれてしまった。そんなに、頑固として
思い込まなくたっていいだろう。しかも、結局、二人とも愛してるってのが、
こっちには分かってるんだから、こんなに引っ張られると、
何だか陰鬱な気分になる。しかも、二日酔いだ。

それに対して、去年から読み出したジェローム・K・ジェロームのボートの三人男は
面白い。イギリスのユーモア小説。丸谷才一さんが訳している。
主人公は、医学辞典の数々の病気の症状を読んで、それが当てはまっているので、
膝蓋粘液腫以外のすべての病気にかかっていると思い込んでいる。
他の男も、体が始終けだるい。とか何とか言っている。
で、三人の男は、このけだるさから解放されるために、
川に行って、ボートに乗ろうと言う話になる。
そこで、モンモランシーが反対するのだ。でも、モンモランシーは犬で、
三対一で結局、川に行くことになる。かわいい。
モンモランシーの虜。
しかも、このボートの三人男の副題が「犬は勘定に入れません」だ。
これでぱっと買ってしまった。

投稿者 aikopa : 7:47 PM
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