August 31, 2008

東久留米。二次会の竹の葉をかじる。

目が覚めると、二日酔いなので、起きて書く。
昨夜は中学の同窓会に行ってきた。
もう気の迷いとしか言いようがない動機でイエスと言ったものの、
結局最終的に断る理由もなく、しかもおばあちゃんにドタキャンほど
良くないものはないと半ば強制的に私は行くしかないことになり、
ちょっと憂鬱だったところへ、憂鬱な感じに意を決したユリコさんから
メール。行くことに決めましたという内容。
心はるんるん小踊りで、私は池袋ロフトで智子さんのプレゼント用の
宇宙食を探す。店員に聞くと、非常食コーナーを勧められるが、やはり
そこに宇宙食はない。宇宙食を非常食にする人はいるかもしれないが、
非常食を宇宙に持っていっても、ふわふわと飛び散るお粥が、
ミルキーウェイみたいかもしれない。素敵。
急いで西武池袋線に乗って、人と人の隙間に入って着席する。
駅の階段の椅子の裏で待っているというユリコさんと合流。
椅子の裏というあたりで、椅子の下じゃないかと思ったよとユリコさんに
話すと、ユリコさんは、いや〜、どう取るかなぁと思ってと半笑いしていた。
で、もうすでに暗くなっている東久留米の小料理店で、同窓会。
先生も来た。ちょっと小太りになってるだけで、全然変わらない。
すごい。しかも、私は全然覚えてないと思ったら、同じクラスに
なったことない人だったりした。こんな人いたようないないような、
見知らぬ人と意気投合し、盛り上がる。
ワインの飲み方を教授してくれたT代くんが、二次会でこそこそと
ユリコさんと付き合いたいと言うので、トイレに立った拍子に、
ユリコさんに耳打ちすると、トイレから戻ってきたら、何だか
T代くんの告白が終わっていて、あ〜見逃した〜と思った。
ただ、告白されてもユリコさんはユリコさんで、あぁ、素敵と思う。
目が覚めたら、T代くんは気の迷いだったと気づくんじゃないかと
ユリコさんは言っていた。
物事の初めは大体結構いつも、気の迷いなんじゃないか?たわしだけか?
その気の迷いでぜひ幸せになって欲しいと願う。
中学の頃、恋愛の話は嫌いだと言った、ユリコさんの、
そのアンチ加減に私は熱狂していたけれど、もしかしたら、
ユリコさんはただ単に嫌いだっただけなのかもしれない。
ただユリコさんの終電に合わせて帰ったのに、三田線はもうなくなっていて、
私は歩いて帰ったのだった。ちょっとなごり雪とか歌いながら。

投稿者 aikopa : 6:45 AM

August 23, 2008

シンデレラ、海と山、消えるカボチャ。

今日は、角ちゃんと東京都写真美術館へ行き、
驚き盤を作成するワークショップに行ってきた。
丸い円盤に絵を描き込み、ぐるぐる回すとアニメーションに
なるという装置。
まず、ティッシュが無限に出てくるというものを作り、
二個目は角ちゃんともう自由にやりたい放題やろうと言って、
作る。二人で回しながら、ああだこうだと言いながら、
作った。タイトルはシンデレラ、海と山、消えるカボチャ。
止まっている状態では、この4つがちゃんと見えるけれど、
回すと、とにかく全部混ざる。
回しながら、海が消えた。カボチャが消えた。などと言っていた。
で、アンケートに答えるのだけれど、
二人とも書いている内容がほとんど同じで、あれには
びっくりした。
朝、ミナギッてきた。というメールを出したら、
角ちゃんがB'zの稲葉さんが熱唱している前を腹踊りで
のらりくらりと通り過ぎるわたしたちというメールをくれて、
えーと、わたしたちはとてもステーキなんじゃないかいと思う。

投稿者 aikopa : 8:05 PM

息を呑む分からなさ、悲願ソリティアクリア、腹を眺める私

書くことを促進するブランショマジック。
朱色の紙に黒い文字の装丁の書物の不在は、
まさに目がチカチカして、且つ、内容が本当に分からない。
アマゾンのレビューにもそう書いてあって、まさかそれほど分からなくもない
だろうと思って買ったものの、これは本当に分からない。
息を呑む分からなさ。ハラハラドキドキの対極に位置して、
本を閉じた後に一時停止した思考を巻き戻して、スロー再生してくれる。

ヘルペス横臥時にちびちびと訓練したiPod内のソリティア。
全然クリアすることができず、途中棄権を続けたら、赤字に突入。
ソリティア再燃で涙ぐましい、涙まみれの努力により、久しぶりに
四枚の王様たちが笑いながらぐるぐると回るのを拝む。

そして、私は本当に一ヶ月ぶりぐらいに見た朝ドラで、
お見合いに乱入した男と、女の子が結局私たち好き合ってると
いうので、ちゃぶ台を囲んで緊迫している間、私は、
たわしはというと、西田敏行の少々はちきれそうな、腹を
眺めていた。あの腹は好感が持てる。

投稿者 aikopa : 9:17 AM

August 17, 2008

一年中、網走。そして、枕がもんた。

最近のたわし。
久しぶりのアテネですえこさんとかほりさんに会う。
デルデルがすっかり私らの名前を忘れていて、一生懸命覚えようと、
名前を繰り返して、いつかダイジョブと付け加えていた。
いつかダイジョブ。確かにそんな気持ちはドンマイなんかより断然良い。
すえこさんは相変わらず面白く、それにつっこみを入れるかほりさんもいて、
あー、こうしてこの三人が良い具合に等距離でゴーイングマイペースなのだと思った。
気に入らなかった腕時計をずっとしていたら、気に入っちゃって、
今は洗い物してる時もずっとしてる。とすえこさん。
手でもみ洗いをするパントマイムがまさに洗濯。今時分、それはないでしょうと私。
確かにとかほりさん。
お盆休みで土浦に帰る。
何だか父も母も丸っこくなっていて、食糧をちょっとずつ冷蔵庫から出して、
食べ進めていくというスタイルは変わらない。
父がテレビを見ながら、一年中、師走(しわす)というのを、一年中、網走(あばしり)と
読み間違えていた。あと、日本国籍を取得してオリンピックに出場している中国
出身の人のことを、在日日本人と言い間違えていた。
その点、私もお父さんも在日日本人だ。おそらく、他の大多数の人もそう。
朝、起きてどこどこ階段を下りていくと、開け放されたドアの隙間から、
お父さんとお母さんの枕が二つ、もんたと置かれていて、枕がもんたと
置かれてた、もんたって置かれてたと二人に言うと、何のことを
言ってるんだか分からないと指摘される。
やはり、もんたってところが通じなかったのだろうと思う。

投稿者 aikopa : 8:11 PM

August 4, 2008

ぽるけ手羽ス

この頃のたわしはおかしい。
ということに気づいたのは、気になる音楽という音楽が、
何というか歌謡曲風なのだ。
どことなくかっこ悪いのではない、かなりかっこ悪いくらい
古めかしいとぐっと来る。
なぜか、なぜかと思っていたら、そこには、
どこか記憶の層が蓄積して、まるでメノウのようなのだ。
そして、その古めかしい曲たちが、おそらく最近の人々によって
歌い継がれる、そのバージョンの多様さによって、
わたしはたわしの感情のブレの幅をストンと落ち着けてくれる。
で、今回は、ぽるけ手羽ス。本当はそんな意味じゃないけれど、
どうして私の大好きな手羽先を君は好きじゃないと言う?というタイトル。
カヒミ・カリィと、外国のおじさんと、ラッパーがそれぞれ手羽先について歌う。
2回ほど聞いて、あぁ、そうだ、以前、ミツバチのささやきに
出ていたアナ・トレントが出ていた映画で、あまり面白くなかったの
だけれど、この曲が流れて、
アナ・トレントが歌って踊っているのだけれど、
そこが何とも素敵だった。というのを思い出した。

投稿者 aikopa : 8:17 PM

August 1, 2008

炎天下のSL広場会食、もさもさした頭、路地裏をさまよう

今日はお昼にぱぱこに新橋SL広場に呼び出される。
近くの桜田公園をSL広場かと思っていたら、SLがなくて、
あれれ?と思っていたら、またぱぱこから電話。
パチンコ屋の前で浴衣を着ていた綺麗なおねえさんに、
SL広場はどこですか?と聞いて、やっとたどり着く。
ぱぱこ見当たらず、しばしぐるぐる回る。
暑い中、待たされて、しかも待っていたところが全然違っていて、
いらっと来たけれど、遠くから、タヌキみたいに丸っこい顔をしたぱぱこが、
白いワイシャツと白髪たちとのコントラストによって、余計黒い顔に
なっていて、それを見たら、何だかまぁいいやという気持ちになった。
炎天下での無計画な会食。何を話すというわけでもなかったけれど、
やはり一緒に食べようと呼び出してくれるのは、きっと色々、
心配をかけていたからだろうあるいは単なる思いつきかと思った。

そして、今朝見た夢。
アフロヘアーの青年たちが、音響用のもさもさしたマイクを持って、
もさっもさっと横に揺れて、なにやら楽しそうだった。
髪の毛のもさもさ感とマイクのもさもさ感が紛らわしさを増強して、
嬉しくなってしまう。
そうだ。こんな紛らわしさによって、翻弄され、昨日の夕刻、
新橋−内幸町間を練り歩いて紛れ込んだ路地裏に狭苦しく、
神社があり、そんな路地を彷徨い、さまよう過程で私が
わたしが保持し続ける感覚、その感覚がまさに私の
生活に常につきまとっていたように思う。

投稿者 aikopa : 8:23 PM
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