July 26, 2009
ハリボー旋風到来、ペルチエ浦
昨夜駅に迎えに来てくれた父が、開店したばかりの駅ビルで
ブリトーを買ってきたと言っていた。
ブリトーというのは、イタリアのハムとかチーズとかを中に挟んだ
あっためて食べるパンのことだったよなぁと思って、
それは晩御飯用なのか？と聞くと、
いや、違う。愛子が前、買ってきたドイツのお菓子。という。
ハリボーだよ、それ。
そして、夕飯後にいざ、ハリボーを食べようと思い立った父。
「とりぼー食べようか？」という。
ハリボーだよ。
何だか、父が言い間違えると、食事みたいな名前になってしまう。
とにかくハリボー旋風到来。
そして、父は駅ビルのこともペルチエ、ペルチエと言っているので、
何でだろうと思ったら、ペルチ土浦の土をエと読み間違えているようだった。
ペルチエ浦。何だか間違ってつけてしまった、マンションの名前のよう。
July 22, 2009
わかれうた〜ドラゴンボール〜TAMAKI
最近のヨウチューブ三昧。とても充実した連想ゲームを過ごす。
まず、角ちゃんから教えてもらった「わかれうた」、平井堅とスピッツのマサムネさんと。
爽やかな哀愁なんですが、やはり原曲も見るべきだと、
みゆきバージョンも見てみた。
道に倒れて、誰かの名を呼び続けたことはありますかと歌っている。
倒れてるところと呼び続けるところがすごい。そして、若い中島みゆきに
引きつけられ、糸井重里さんとの対談を読む。良い雰囲気です。
チャオズが気になっていたこともあってか、ドラゴンボールが聞きたくなり、
しかもZでなくてはと探し、探したついでに影山ヒロノブの歌も聞く。
普通で、あれ？ドラゴンボールっぽく胸はパチパチしてるのかと思ったら、
そうじゃないんだと思う。
つまり、あれは歌詞の魔力なのだと思い、
久しぶりに気になって、作詞家の森雪之丞さんのことを調べる。
なぜだか分からないけれど、数年おきに調べている気がする。
以前は詩集も持ってたし、かなりファンなんじゃないかと思ったけれど、
今になって、おいおいおい、というものを発見。
めぞん一刻のオープニングも彼が作詞していたけれど、
作曲は玉置じゃないか！玉置、TAMAKI、TAMAKI！
玉置の曲、玉置作詞じゃないと、こういう歌になるんだ！と思った。
確かにドラムのラインが玉置っぽい。
July 15, 2009
ＦＦ第４次ブーム、そしてチャオズは置いてきた
日本に帰ってきてからのことも書く。
親の勧めでパンの本を翻訳。翻訳しつつ、寝る前にゲーム。
第４次くらいのＦＦブームに突入し、携帯で�献検Ε▲侫拭爾�
やっている。
あのちっちゃくて表情も分からないくらいのキャラクターが、
う、、、あとはまかせた・・・とか言って死ぬのがたまらなく、
何というかミクロなダイナミズムで性に合う。
ただ、はまっているくせに宝箱開け忘れたり、村の人の話もよく
聞いてなくて、先に進めなくなるので、攻略サイトを小まめに参照。
参照しているうちに、その攻略サイト自体も熟読するようになって、
ふと見つけた姉妹サイト「チャオズは置いてきた」をクリック。
ドラゴンボールに前半に出てくる天津飯の相棒のちびっちょいキャラクターなのだが、
超能力で敵を圧倒するものの、結局ほとんどの対戦で負けていて、
その後、人造人間がやって来るというので、天津飯と修行に励むのだが、
いざ、人造人間と戦うという段になって、チャオズの姿はなし。
そこで天津飯の一言。「チャオズは置いてきた」
ずがーんと来た。
チャオズはダメダメで作者からも「置いてきた」で
片付けられてしまうようなキャラだけれども、
影では皆の人気を集めているような、哀愁のキャラクターなのだと思った。
July 6, 2009
ヘルシンキから帰国、ポッパネンと書かれた広告
北欧の中でも物価が高いと聞き、びくびくしながら、
フィンランド到着。
タンペレにてムーミン谷博物館へ行く。
飛行機で乗り合わせたオランダ人青年も一緒に来て、
なぜか最後には、角ちゃんと私がオススメした絵葉書を購入していた。
そして、一番安い列車でヘルシンキへ移動。それでも高かった。
何度も列車の値段を聞いたら、窓口のおじさんが最後には、うむと
頷いてくれて、あー、がんばれってことだと思い、うわー、
カウリスマキ映画に出てくるようなおじさんに励まされたと
ただ単純に思ったものの、特に何の変哲もない教会をめぐり、
沈まない太陽の中、ベッドに潜り、目が覚めて、むしゃむしゃと
朝ごはんを食べ、飛行機に乗り込み、映画を見、何だか久しぶりだったのか泣いて、
このこじきジャーニーも終わりを告げるのだと思ったのは、
帰ってきた日本で、母が真新しいスニーカーを履き、高級なお茶を
がばがばっと購入し、父がアメリカの書店の会員カードを作っていて、
そして私は茹でたとうもろこしを食べていた。
浦島太郎のような気分で。
写真はヘルシンキ市内で撮影したメリー・ポピンズの広告。
よくよく見てみると、メイジャ・ポッパネンと書かれていて、
読み方はよく分からないけれど、ポッパネンは可愛いと思ったのだった。
うちらのＴＡＭＡＫＩ、うぉーおおーお＠ロストック、ブレーメン
楽園だったベルリンを隣人の体臭によって追放され、
たどり着いたロストックという港町では最終目的地のヘルシンキへの
フェリーが満席。
角ちゃんが「船がない」というタイトルの日記を書き、
角ちゃんの友達の日記で引用されていた玉置浩二を二人で聞く。
薄暗い食堂で夜な夜な、玉置浩二のルーキーとか田園とかミスターロンリーとか
聞きながら、私らは如何様にしてヘルシンキにたどり着くのかを
絶望のうちに模索。五里霧中。
ＴＡＭＡＫＩは良かった。うちらにその当時の雰囲気にぴったりで、
何十回も聞き、何十回も一緒にうぉーおおーおと歌った。というか、
うぉーおおーおというところしか歌えていなかった。
翌朝、ドイツ人のステファンがブレーメンまでカーシェアリングで
行けば安いと提案してくれ、ブレーメン−タンペレ（フィンランド）
の航空チケットを取る。
ブレーメンに行っても、公園の芝生に横たわり、ＴＡＭＡＫＩを聞いていた。
うちらのＴＡＭＡＫＩ、うぉーおおーおと歌った。歌いながら、何かしらの
安堵か疲労か大自然の威力か、眠りこけてしまう。
写真はその眠りこけてしまったブレーメンの公園。
July 4, 2009
ベルリン、天使の壁を拝む、写真は何だかコラージュに見える建築群
忘れないうちに記録しておこうとは思うものの、ウィーンからポーランドに抜け、
ベルリンにたどり着いた後の記憶は、じゃがいもを毎日茹でて食べていたと
いうことと、とにかくたくさんの美術館を見境なく回ったということだろうか。
写真は3時くらいにベルリンに着き、そこがどこかということを1時間くらいかけて把握し、
環状線の始発に乗るためにプラットホームで待ち、待ちながら、何かをもりもり食べ、
宿をネットで探すために、立ち寄ったトルコ系のカフェで（あのカフェのお兄さんは
ほとんどのお客さんと友達で、お客さんとシェアして何か食べていたりして、
お客の中に同化していた。）、素敵においしいカプチーノを、ふわふわの泡が乗っけられている
のを飲みながら、ネットして、色々考えあぐねた結果、たどり着いたホステルを
早々と飛び出して行った、無料のベルリンガイドツアーで撮った写真。
手前の壁からにょきにょきと飛び出した背景の建築群が何だかコラージュに見える。
July 2, 2009
スロバキアのメロン、ウィーンで見たフンデルトワッサーの建築
夢のようなブダペストの後、日帰りで通りすぎるはずのスロバキア、ブラチスラバで
泊まることになり、遠足というよりスポーツになってしまった美術館の帰りに立ち寄った
スーパーでメロンを買う。駅の中に荷物を預けたものの、戻ったときには閉まっていて、
肩をなでおろし、身軽なまま、ホテルへ。
ビーチサンダルもないので、裸足で過ごす。
翌日、オーストリアのウィーンにたどり着き、物価の高さに恐れおののきながらも、
スロバキアのメロンを食べ、マクドナルドのマックサンデーのおいしさに小躍りし、
そして写真は、ポーランドに向けて出発する前に急いで見たフンデルトワッサーの
デザインしたアパート。
ルーマニアの電信柱、そしてモルダウを歌ったハンガリー
ブルガリアのを書いた後4時間くらいして、川の流れのようには、
美空ひばりの歌だったということに気づいたけれど、でも、文字列として、
ブルガリアでテレサ・テンを歌うというのはかなり良い響きだと思い、
そのままにしようと決める。
パラダイスのようなブルガリアの後、ルーマニアにたどり着く。
ルーマニアに入った途端、列車の速度が速くなり、草原に乱立する電信柱を
見ていたら、間違った発展を遂げたという雰囲気を感じさせ、電信柱の写真を
バシャバシャと撮る。
スーパーに大変恵まれた土地で、どこへ行っても大体スーパーがあった。
ドラキュラの町で有名なブラショフでレセプションが閉まり、宿に入れてもらえない事件が
発生し、結局泊まっている人に開けてもらって入れたものの、
角ちゃんとルーマニアは高速で駆け抜けようという話になり、
ユネスコの世界遺産に指定されているマラムレシュの木造教会群だけを見る。
世界遺産に指定されている割に、あまり観光客がおらず、帰りのバスも来ず、
乞食のような気持ちでバスらしきものが通るのを待っていた気がする。
そして、ハンガリー。
ブダペストで食べたものは何でもおいしかった。
そして、物価も安く、健全に発展してきた国という雰囲気を持っていた。
美術館かと思って入った劇場のおじさんに道を聞き、しばらくすると、
その劇場から出てきた別のおじさんにその美術館はあっちだよと
教えられる。うちら、すごい話題になってるのかもしれないね。とか何とか。
その美術館では、バロウズとかトム・ウェイツとかボノとかビョークの写真を見て、
その向かい側にあった、無料で入れる小さな美術館があり、
ぐるぐると螺旋状に上っていくと小部屋に金色や銀色のオブジェがあって、
声がもわんもわんと響いて、モルダウを歌う。
角ちゃんと気持ち良くなって、退出。
写真は間違って入った劇場の前から見たところ。
何か不思議な構図になる風景だった。手前の木は日本庭園のように刈られていた。