November 30, 2004
ダノンとネロリに脳みそが支配される日々
今朝はやけに寝ぼけていた。
食卓まで、運動会小走りで、なぜか最後の決めポーズは、
前へならえ。
一人運動会だ。
朝食にサンドイッチとサラダ、ダノンヨーグルト。
ダノンはやっぱりおいしいとか言いながら、
ダノン太郎になる!とむにゃむにゃ。
ダノン太郎になったら、私はでろでろだ。
それとも同化作用なのか。
それと共にいると、それになりたくなる。
頭の中がダノンでいっぱいになることがある。
ダノン、ダノン、ダノン。
私の頭を波々と満たしてくれるものが必要だ。
ネロリ。ガーフィールド。回転寿司。わんこ。毛布。
November 29, 2004
良くできるんじゃないか鍋、ほくほくである
今朝、上野のスヌーピーショップで、スヌーピーがラーメン屋台の寡黙な店主
になるのを想像したら、いや、それはあれではないか、少年アシベに出て来る
弱気な中華料理屋の店主ではないか。と思った。
今までリンクしそうでしなかったものがいきなり、リンクすることがある。
ちゃりーん。みたいな。
週末の良くできるんじゃないか鍋によって、少しペースを取り戻す。
みんな、あっちこっちで良くできるんじゃないか鍋だ。
トンネルの先の景色が見えてきたような感覚。
で、そしたら、この卒論で回ってる毎日が、卒論を書き上げることで、
一段落の区切りをつけるかと思うと、ちょっと待てよ、それは、
真のねむりらっこの人生が始まるのか?いや、それはそれで困る。
眠ってばかりはいられないのだ。ぐー。と思う。
で、まず何をしたいか、だ。映画だ。映画に決まってる。
もうくだらないのから、厳格に美しい焼きそばまで、全部見るのだ。
と思ったりした。映画で無為の境地に至る。
何かに追われていると、私はヤギになってしまうのではないか。
いや、ちがう。ニュージーランドで毛をまだ刈り取られていない、
ヒツジだ。ほくほく。もさもさ。めー。もさもさ。人相も変わるほどの毛むくじゃらぶり。
あー、髪の毛、切りに行かなきゃなぁ。忘れてた。
November 27, 2004
ねむりらっこの旅、呪われるを流行らせる
最近、家で「呪われてる」という言葉が流行語大賞だ。
何か悪いこととか起こると、呪われてるということにするのだ。
風邪とか。明らかに自分に原因がありそうなことでも。
で、おねいちゃんからねむりっこかというメール。
ねむりらっこと読み間違えてしまった。おねいちゃんは、渦を鍋と読み間違えてるし。
絵文字まで付けたのに。でも、鍋は鍋でねむりらっこの集いのような味わい。わいわい。
女性歌手の歌ばかりむやみやたらに集めたオムニバスCDを買った。
ずっと前に割と聞いていた曲でも、あれ?こんなだったかな?という
気がしたのは、日本盤だからなのか。ブランディ&モニカを、ふんふん
聞きながら、いや、こんな元気良い低音のドラムはなかったぞぃと思った。
だからといって、アメリカ盤に解決策の糸口を見つけるのは、経済的に
癪に触るので、どういう状況にすれば、この元気良い低音のドラムをなくせるか、
卒論を終わったら研究しようと思った。日々、研究だ。
まだまだ卒論は終わらない。あれもこれも良くできるんじゃないか鍋だ。
November 24, 2004
ネロリ、ネロリ、ネロリっ!
蜷川美花の妹を撮った写真がすごい。
色よりも物語るものがあって、セルフ・ポートレートかと思った。妹とは仲良しらしい。
しかし、最近は有名な人か風景しか撮らない。
彼女の日常を切り取ったその断片は、もうそれだけで素晴らしいものだった。
アテネフランセの帰りに上野のアトレで、念願のベルガモットとネロリを嗅ぐ。
くんくん。手首のスナップをきかせながら、香りにビブラートを加える。
んー、ササンボンとかフランス鶏きどりで。
ネロリがとにかくすごかった。香りが鼻の中で吸い込んだ後に沸き上がってくる。
へにゃへにゃになった。ネロリ中毒だ。でも1mlあたり3000円以上する。
高くてわんこ足も出ない。
気になる音楽があった。朝、上野のソニプラで聞いた、ブランディ&モニカの
Boy's mineの別リミックス?と、アトレで聞いた、ドノヴァンの「魔女の季節」のカバーで
トム・ウェイツ調に歌い上げてるやつ。あれは誰なんだ??
トムにしては、若いし、酔っ払った感じではなかった。
とにかく女性がゆったり歌ってるのと、トム・ウェイツには弱いのだった。
彼の歌はたびたび夢に出て来たことがあった。
昨日とこの前の土曜、鼻水がじゅるじゅる出て、呪われてるのかと思っていたら、
アミノ系のサプリのアレルギーらしい。理由が分かって安心した。
夜は堅焼きそばのあのパリパリの麺をぶちまけ、キシリトールの入れ物をなぎ倒し、
堅焼きそばは、野菜がもりもり入ってて、途方もない印象だった。
散々な夜。
November 19, 2004
うーむ。まだまだねむい。
無印でラベンダーのエッセンシャルオイルとグレープシードオイルを買って、
自分で混ぜ混ぜして、手とか足とかお腹をなでなですると、
ぽかぽかになってふかふかになる。
気持ち良くなって、眠たくなくても眠くなる。
で、際限なく気持ち良くなるので、これはやばいと思った。
いつも眠たげな私がもっと眠たげになってしまう。と思ったのだった。
卒論を書き終わった人の話を聞いて、きりっとなったけど、
なかなか素早くはできないので、のろのろ頑張ることにした。
夢で伊藤みどりが際限なく長いスパイラルをしていて、くたーんってなった。
November 17, 2004
今日はラベンダーですやすや眠る
昨日、ノーベルセルポエムからクリンペライのCDが届いた。
全部のCDにおまけがついている。そのおまけ群の写真。
何だか大したものではないのに、うっしっし感がある。
にやにや笑いながら、包装を解いた。
しかし肝心の音楽は求めていたものとは違い、またしても
インストゥルメンタル&英語歌詞だった。うーむ。
だけど、クリンペライの《トリステ》は聞いた瞬間にはっとしただ。
まさにこれだったんだと思った。
私が哀しいと思う時に織り成される哀しみの世界は、
フランスのどこかけだるい哀しみをまとった雰囲気に繋がっていた
のかもしれない。毛むくじゃらの地下通路で。
と思った。
きっとおねいちゃんは毛むくじゃらのところで、ひゅんひゅんなるんじゃないかと思った。
今日は、「だいたい」という言葉について考えた。
「だいたい六十四の瞳」「だいたい101回目のプロポーズ」
「だいたい2001年宇宙の旅」「だいたい二人のロッテ」
「オーシャンズだいたい11」
全体的にだらしない雰囲気を醸してる。
「だいたい」について考えてたら、止まらなくなって、くたーんってなった。
そしたら、電車寝過ごして、高浜まで行ってしまった。
神立でドアが閉まるところを見てから、高浜に着くまで永遠にも似た時間が流れた。
何だかボロボロの学生証も取って来たばっかだし、気がだらーりと抜けた。
でも、ラベンダーのエッセンシャルオイルを買ったから、うっしっし。
November 16, 2004
想い出はいつだってもやもやしてる
この前、NHK杯で撮った写真。
全体的にもやもや。まぼろしの二人。デンコワさんとマキシム。
もうだいぶ風邪も治ってきた。
昨日は、まゆっこさんと高校の時以来あってない(4年ぐらいあってないんじゃないのか)
かぐっちに会って来た。
まゆっこさんと松戸の微妙さを堪能し、駅前の市民ギャラリー(誰も見てない)を見てから、
かぐっちと合流。土間土間に行った。
彼は、今、漫画を描いているという。漫画について熱く語ってくれたのだが、
すごいと思ったのは、私たちに漫画を読ませた後、自分の作品について
あんな風に解説できるのってすごいなっと思った。
ただその解説を聞くと、分かりやすすぎて、うーん。
本人が言ってるんだからそうなのかもしれないけど、
その解説の言葉で拾いきれなかったイメージが、たくさんあったはずなのだ。
要するに、私は私の視点で読めなかったことを悔やんでいるのかもしれない。
November 13, 2004
マメマメ言ってるだけ
CD買った。フランスの。
一つは、2年間農家で録音した音をミキシングして作った音楽で、
蛍光黄のもじゃもじゃの点滅するペンダント?が付いてきた。
何に使うんだ?
結局、フランス語の勉強にもなるだろうと思って
買ったのに、インストゥルメンタルだった。
もう一つは、フランスの子供達グループが歌ってるCD。
ちょっと合唱団っぽくて想像したのと違った。
マメモのCDが欲しくなってきた。でも、マメマメ言ってるだけ。
うーん。
厳密には、シャンソンっぽくないフランスの音楽が聞きたいのだった。
で、エリック・セラみたいなシンセも苦手なので、これまた参った。
欲しいのに、買いたいものがどれだか分からない。
しかも、フランス語の普通の音楽は、たぶん平凡で、
日本にはあまり上陸しないのではないか・・・。
そういう推測を張り巡らしたら、くたーんってなった。
もしくは、プレオベールが滑ってた(転んでもいた)アストル・ピアソラの音楽が
欲しいと思ったのだった。でも、たくさんのバージョンがあり、納得のいくものを買いたい。
音楽を聞くと、気持ちが上向き傾向になるので、音楽に対する興味が
沸々とまた湧きあがってきてようなのだっただ。
November 9, 2004
NHK杯、そしてたむらしげるの世界
製氷作業をする人たちを見て思いました。
バケツを持って、もそもそしている姿。
クジラの跳躍が見られるガラス?の海を思い出しました。
NHK杯を見に名古屋へ行った。みそかつ、んまかった。
きしめんも。
風邪引いて、死にそうになりながら、帰ってきた。
お年寄りの肉体を手に入れた感覚。スーパー。
なぜ、携帯には「寝たきり」を表す絵文字とかがないんだろう。
それがあったら、まさにそれを使う時なのにと思った。
November 4, 2004
もぞもぞしながら、映画を見る。
昨日は角ちゃんと2046を見に行った。
木村拓哉がトニー・レオンの書いた小説の主人公を演じているから、
ウォン・カーウァイにしては至る所で公開されている映画だ。
で、映画の中で木村拓哉がこんなことを言っている場面がありました。
「忘れたい秘密があった時、昔の人はどうしていたと思う?
山に行って木に穴を掘って、そこに秘密を入れるんだ。
それから…」というを聞いたところで、
私はぴきーんと来ました。
木に穴を掘って、秘密を入れたら、自分もそこに入っちゃうんだっ!ぱ!
でも、その後の台詞はそうではなかったので、あーあ、
秘密の中に入っちゃったら、忘れられないから駄目なのかと思いました。
何だか木の中でほくほくしてる、ころんとした生き物を
想像してたのでありました。