May 4, 2008
謎の男トマ読了。畳の上でまどろむ。おーうSIT
はて、こんな終わりだったろうか。
謎の男トマの最後は何だか美しい草原が地平線まで続き、
しかし足元はひたひたと水に満たされて、どこへ行くともなく、
ただ歩くのだろう。生きるでもなく、死ぬでもなく、その間あるいは、
その両方の外側を泳ぐような、そんな気持ちが謳われた一篇の
詩のようであったと思う。
けれど、こんな終わりは読んだ記憶が全くなかった。
その次のページから収録されているアミナダブという小説は、
以前から読みたいと思い、そのためにこの分厚い文学全集のような
本を買ったとでも言うべき作品もまた、トマが主人公なのだった。
歩き続けたトマが見知らぬ町で阿部公房のようなことになっている。
最近のこと。
6日前は顔に蕁麻疹ができ、1日の元同僚の方々とのイケア散策をキャンセル。
頭で考えることをやめたら、身体が拒否反応を起こしたのだと思い、
蕁麻疹が出たことでなんとなくほっとする。
ムヒをぬりたくり、完治。
窓を開け放して、畳の上でタオルケットをかけて昼寝をしたのは、実に
実に気持ちよかった。ふにゃふにゃとしてる中で、おばあちゃんが来たような、
来ないような、そんなうたたね。
この前、会社で上の人がしくじった時に、SITと言っていて、おそらくそれは、
SHITのことだと思ったのだった。他の時に真似して、おーうSITと言ってみる。
これがなかなか面白いので、たのしくなり、他にも考えてみた。
ガッデム、ガンダムで代用。
実際にやってみたら、確かにキタナクナイけれど、それはやはり
ガンダムでしかなく、すっきりしない。