July 6, 2009

ヘルシンキから帰国、ポッパネンと書かれた広告

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北欧の中でも物価が高いと聞き、びくびくしながら、
フィンランド到着。
タンペレにてムーミン谷博物館へ行く。
飛行機で乗り合わせたオランダ人青年も一緒に来て、
なぜか最後には、角ちゃんと私がオススメした絵葉書を購入していた。
そして、一番安い列車でヘルシンキへ移動。それでも高かった。
何度も列車の値段を聞いたら、窓口のおじさんが最後には、うむと
頷いてくれて、あー、がんばれってことだと思い、うわー、
カウリスマキ映画に出てくるようなおじさんに励まされたと
ただ単純に思ったものの、特に何の変哲もない教会をめぐり、
沈まない太陽の中、ベッドに潜り、目が覚めて、むしゃむしゃと
朝ごはんを食べ、飛行機に乗り込み、映画を見、何だか久しぶりだったのか泣いて、
このこじきジャーニーも終わりを告げるのだと思ったのは、
帰ってきた日本で、母が真新しいスニーカーを履き、高級なお茶を
がばがばっと購入し、父がアメリカの書店の会員カードを作っていて、
そして私は茹でたとうもろこしを食べていた。
浦島太郎のような気分で。

写真はヘルシンキ市内で撮影したメリー・ポピンズの広告。
よくよく見てみると、メイジャ・ポッパネンと書かれていて、
読み方はよく分からないけれど、ポッパネンは可愛いと思ったのだった。

投稿者 aikopa : July 6, 2009 10:12 PM