January 27, 2005

リバプールの夜

今日も三時に起きて映画を見た。スリー・ビジネスマン。
ほとんどがアレックス・コックスとミゲル・サンドヴァル扮する
ビジネスマンの珍道中を描いている。
中年による勢いのない、ゆらりとした不思議なロードムービーだ。
明らかにリバプールじゃないところで、リバプールにいると思っている二人がまた、
夢のような光景を作り出す。そこには無限に広がるリバプールだ。
時間と空間の錯綜が心地良い。
アレックス・コックスはまさにミゲル・サンドヴァルの魅力を余すところなく伝えている。
何というかコーエン兄弟の映画におけるジョン・タトゥーロといった感じか。
あ、でもアダム・サンドラーが実は大富豪の息子だったっていう映画(タイトル、忘れた)で
タトゥーロが演じてた足フェチの執事も極めて良かったと思うのだった。

とにかくアレックス・コックス連夜も終わり、普通に眠る日々がやってくる。はずだ。

投稿者 aikopa : January 27, 2005 11:25 PM