January 25, 2005

深夜にむくむくと起きて映画を見る日々

昨日、今日と私は、3時から4時に起床し、のそのそと階段を下り、
もそもそ映画を見ていた。
アレックス・コックス監督の「デス・コンパス」と「ストレート・トゥ・ヘル」。
どっちも邦題を日本語にしないのは、死と方位磁針とか、
地獄まで一直線とかこれはどうかとというタイトルになるからだと思う。
その前にシド・アンド・ナンシーも見ていたので、今月はアレックス・コックスづくしだ。
彼の映画は、展開が心地良いテンポを持って営まれている。
ストレート・トゥ・ヘルは、もうそこに存在する人々のわいわい感が
フレームを超えてやってくる感じだった。むぎゅっとわいわい。
ストーリーはB級ウェスタンだと言ってしまえば、そうなのだが、
何とも憎めない。コックス監督作品常連のミゲル・サンドヴァルが
また何とも言えない存在感だ。
たぶん、アレックス・コックスはミゲル・サンドヴァルの困った時の
リアクションが気に入っているのだと思う。
ステレオタイプ的なリアクションでありながら、どこか愛すべき困りッぷり。
あさっての朝も、こうして起きて、映画を見て、また眠る生活を送るんだろうか。

投稿者 aikopa : January 25, 2005 5:17 PM