February 7, 2005

「もうメロンどころか私もいない」

                が
甘いコントラストのストライプ
め ま い を彩り始めた午後
5時に回
     り出 
        す歌の歌詞がどうしても
                 思
                  い
                  出
                せ
               な
             い
 メロンは仲間のところに 帰 っ  て い く
ちょうど坂道の下の 曲 が り 角の
                    裏
                    の路地で
バイバイした   影 の な い メロンだけが
 ごろん と転がっていた
私も 
    ご ろ ん と転がった
お 腹 のところでメロンが
               ぐ
                るぐ
                   る歌っていた
そして  ど こ ま で も 
               転
                が
                 っ
                 て
               い
              く
                  夢 を 見  た

+ + +  + +   +
詩を書いてみた。
こんな文字列のような坂道の多い町に住んでみたかった。
詩的なものを私の中から排除しちゃならねぇという防衛本能から、
書くべきだと思ったのだった。どこまでも転がりたい。

投稿者 aikopa : February 7, 2005 8:36 PM