October 12, 2006

かまぼこであり続けるということ

今日の帰りはそんなことを考えていた。
角ちゃんから、かまぼこをいただいたからだ。
私の携えているかまぼこが永遠の彼方。
遠くの地平線をさ迷う魚、その魚とその他多くの魚と
一体になり混ざり合い、どこかでおいしくなる。
おいしくなるのに理由はない。
意志なき国境団である、あり続けることが
正しいアラビアンナイト風への道しるべとなる。
なるはずなのだ。だっは。
ゴミの分別を含むリサイクルに至るまで、
地球規模のやさしさが私のえんぴつにも宿っている。
それを知ったのは昨日だった。
昨日のまた昨日もそのまた昨日も、
私はこのことに気づいてきたように思う。
ピンク忍者がもごもごと囁いた。
何を言ってるのか聞こえなかったが、
どうやら匂いを嗅いでいるらしかった。
ぱうぱうほ。ぱう?ぱおぱおぱ?
地球を反対回りしてやってきたピンク忍者の声が
寝る前にかすかに届いた。
もうそこにはいない。
いないかまぼこが夜空にでーんと焼き上がる。
ちょっといい匂いが町中に充満した。

+ + + +
本当は考えていたことについて、
書こうと思っていたのだけれど、
いつの間にか詩になってしまった。
今日、友人とカフェテリアで勉強している時に、
宿題が意外に難しかったので、
あ〜こういう時に先生が手品みたいにぼわっと
出てくると良いのにと話していたら、
帰りにぼわっと前方を歩いていた。
ちょっと盛り上がった。

投稿者 aikopa : October 12, 2006 8:33 PM