December 6, 2006

薄暗闇でルイボス茶を飲む

月曜に姉宅に行ったら、ぼわんとしたおねいちゃんが
薄暗闇のベッドへもそもそと帰っていった。
おねいちゃんは私が一番気に入っているパジャマを着ていた。
暗い。閉め切られたままのカーテン。
貧血で明るいと辛いのだと言われて、そのまま、
薄暗闇でルイボス茶を飲む。友人のすすめ&写真展に帰りに寄った
三越で購入したマリアージュ兄弟。
おいしい。お店で木の幹だと言われたから、
私はてっきりいつぞやの中華料理店で、天然サロンパス!って
言ってた店員さんが最後に出してくれた、林の中を駆け抜けて、
焚き火に出会うような味のするお茶かもしれないと思っていた。
飲むと、ほんのり甘くて、千疋屋のショーウィンドウに並べられてる
みたいに、種々のフルーツがめくるめく速さで口の中で回転して、
喉の方にらったったと行進していくようだった。
で、その後、20分くらい経って、爽やかな後味が残っていて、
おいしかったなぁおいしかったなぁと思っていたら、
色彩豊かにフルーティな甘さが口の中に蘇ってきた。
ありゃ〜、本当にうまい。
高いぞ、これは、高級すぎて、どっちを買えばいいかわからないや、と
思ったけれど、店員さんのすすめられるがままに買って、
まぁ、良かったと思った。いや、まぁというより、結構、良かった。

それから、あれは松屋だったか、の上の方で買った
24枚の風景のカード、順番を自由に替えられるやつで、
ちょっと中世のヨーロッパ風のカードを並べて遊んだ。
ありえないだろうという風景、大きな岩とか高い塔とか、帆が翻っている船、
そびえ立つ木、そういう見栄えのするものばかりを集めたり、
何てことないカードばかりを集めて、どうでもいいだろう風景を作った。
これは結構良かった、延々と続く空にちっちゃい赤い凧がある。
それから、木ばかりを集めてみたり、海の中に浮かぶ岩をちっちゃいの、
大きいのと並べてみたり、規則的にナミナミになる不自然な海岸線を
作ったりして、遊んだ。普通に楽しい。

友人から、めるしい〜という件名で来たメールを今日だったか
読み返したら、ぬるしい〜かと思った。ぬるしい。
読み返しているのに読み間違えている。
ぬるしいよ、ぬるしい。ぬるしくても、あんぱるふぇだ。
かなぺいみたいに、愛着が沸いた。

投稿者 aikopa : December 6, 2006 12:24 AM