June 30, 2007

クーラーによって繋ぎ止められた人と人とまだ人ではない何か。

「お父さん、おねいちゃんに会いたいのよ。」
とお母さんが言っていた。そうか。
でも、もしわたしがおねいちゃんだったら、別にクーラーを付けるという
ミッションがなくても、会いに来て良いんじゃないかと思った。
だめなのか。
ミッションと言われると、もうトミオさんのことしか思い出せない。
今週のトミオさんは、エミッション(仏語で番組の意)の話をしていたら、
ミッション!?と聞き返していた。
クラス失笑。先生はよくこらえていたと思った。
で、お父さんとおねいちゃんの話に戻るけれど、
おねいちゃんは以前、お父さんと会話が続かないと言っていたけれど、
おそらく気質上のものなのだが、でも、それでも、おねいちゃんのお腹から
生まれてくるだろう子供の名前の候補をいろんな人が挙げた中で、
お父さんの挙げた名前を、おねいちゃんが甚く気に入っているのは、
なんだかおもしろいじゃあないかと思った。
でも、本当にその名前になるかはかなり分からない。
生まれてきた子供は、その自分が入っていたお腹を見るために、
自分の母のお父さんがはるばるクーラーを付けにやってきたのだと
知ったら、何と涼しいことだろうと、きっと思うに違いない。

投稿者 aikopa : June 30, 2007 4:11 PM