February 13, 2004

恵比寿ガーデンプレイスの日

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今日は恵比寿ガーデンプレイスに行ってきた。
変なオブジェが吊り下がっている。そして、半額で357円になったくまのぬいぐるみ。
かわいい。ひとめぼれな気持ちよさ。むははん。

「10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス」を見に行ってきた。
ジャームッシュとかアキ・カリウスマキとか、ヴィクトル・エリセ、
スパイク・リーなど夢のような顔ぶれ。
色んな監督が10分を切り取る。
何だかアキ・カリウスマキの面白さが分かって、おおっ!今、笑いどころだ。
と思ったときは、あー、年を取らないとこの面白さは分からないのかもしれない。
と思った。中学生の時に「マッチ工場の少女」を見たが、
あの女の人も今やカンヌ映画祭で主演女優賞を獲った女優さんだ。
あの悲痛な顔立ちがユーモアに結びつくのだろう。わはは。
ジャームッシュの映画を映画館で一回目を見る!というのが、
私にとっては大切な体験になったのだと思う。
さりげないけど、一番印象的だった。
ヴィクトル・エリセは、「ミツバチのささやき」を見て好きになった監督だが、
彼のなかなか出されない新作を映画館で堪能できて良かった。
スパイク・リー。いや、これはとてもすごい。
字幕の荒波のように言葉溢れる作品だった。ゴアとブッシュの選挙について
ゴア側の関係者の話。

後、初めてかと思ってた、チェン・カイコー。
キリング・ミー・ソフトリーを見てた。断然、中国人が出てる方が良い。
何というか、スパイク・リーの作品に黒人が出てこないのがあったとしたら、
不自然だろうと思う感覚と似てる。
一番の驚きは、ヴェルナー・ヘルツォーク。死んだ人かと勘違いしていたのは、
きっとシネフィル・イマジカのせいだろう。
ブラジルのナントカ部族の話。10分なのに、すごい長編を思い起こさせる内容。
10分なのに、軽い準備運動とかサクッと撮るって感じじゃない。
フルコースだ。10分フルコース。
で、少し忘れそうになってたのが、ヴェンダース。
間違ってドラッグを大量摂取した男が、砂漠の道路を運転する。
映像が、色々凝ってた。絶対、長編じゃこんなの撮らない。
と思った。ヴェンダースはもっと理性的な人だからだ。
10分だからこれを撮った。でも、ドラッグものはやはりチャパクアが一番だと思う。

なぜか家に帰ってきてから、「タキシード」を見た。
ジャッキーはきっと人間的に良い人なんだろうなぁ。と思った。
でも、ジャッキー、英語大変そうだな。あ、そういえば、前、
松任谷由実の出てるCMで日本語喋ってたな。
ジャン・レノも日本語、上手かったなぁ。
頑張って日本語を喋る外国人は、好感が持てるなぁ。
おはようございました!

投稿者 aikopa : February 13, 2004 11:48 PM