December 16, 2004

よく見えなかったものが見えるようになる

卒論、出してきた。
背表紙がボコついてるが気にしないことにした。
あのボコ加減が私のお気に入りだ。

卒論が終わって、考え事が緩やかになったせいか、
よく見えなかったものが見えるようになったりした。
あれ?こんなのあったっけ?の連続。
朝は連続浮かれ小説状態。もう、ひゅんひゅんと飛び起きます。
でも、夕方になって家にたどり着く頃には、へろへろになり、
家に帰ってくると、時間があっという間に過ぎる。
おかぺい。
あ、そうだ。今日は、ままこが枕みたいなパンを作ってくれた。
ほんとに枕みたい。愛着が湧いて、だっこして眠りたくなるような、
ビッグサイズ。これ、パン?みたいな枕。眠ってて、お腹が空いたら、ちぎって食べるだ。
中がもちもちーっとしてて、外側はフランスパンみたいに強固でおいしかった。
あ、確かロベール・デスノスがこんな言葉を残していたんだった。

ローズ・セラヴィの眠りのなかには、井戸から出てきたひとりの小人がいて、
夜になるとパンを食べにやってくる。

投稿者 aikopa : December 16, 2004 10:53 PM