December 18, 2004

voyage autour de ma chambre

ホルヘ・ルイス・ボルヘスというアルゼンチンの作家の短編を読んだ。
それは、ブエノスアイレスのある家の地下室の真っ暗闇の中に身を横たえ、
3センチメートルの微かに光る球体の中に「世界」を見たのだという話だった。
読むうちに私も光る球体の中に吸い込まれた。

で、昨夜はアテネフランセのみんなと、夕食をたらふく食べる会だった。
フランス人の店員が時折、音楽に合わせて歌っていた。
丸太型のケーキには、突き刺さるようなカラメルがもしゃもしゃ付いていて、
もうお腹いっぱい。
歌っていた店員さんに、この集団は全員フランス語が喋れるのか?
すげぇ!と言われていた。アテネフランセの先生は四年もいるのに、
日本語が喋れないのか?と言われていた、フランス語で。

そんなこんなで、おねいちゃんのところにやって来た。
たくさんの使えないものが買ってあった。いちいち、報告してくれる。
おらも報告してぇ。

投稿者 aikopa : December 18, 2004 10:13 AM