May 19, 2005

薄暗い空間。瞑想のほこら。

最近、なぜだか薄暗いところに行きたいと思うのだった。
特に寺に今までに無いほどの魅力を感じるのである。
で、昨日の夕方、外が薄暗くなるまで灯りをつけずに暮らしたのだが、
ただ字が見えづらくなるだけだった。
勉強していたのも悪いが、どうやらこういう薄暗さではなかったらしい。
寺のどういうイメージを欲しているかというと、
奥が薄暗く、風がひゅらひゅらと吹いていて、
緑の匂いが鼻の中にひゅるひゅると入ってくる。
そんな中で静かに何をしたいのだろう。
今日久しぶりに会ったくまくまは、きっとひとりになりたいんだよと
言っていた。
家に帰って姉にも聞いてみたら、うーん。瞑想したいんじゃない?と
言っていた。
今、私に降りかかっている物事をどこかにちょこんと置き、
薄暗い場所で目に見えない何かを感じること、
私の中と外を上手く溶解させること、そういう時間を捻出したいと
いうことなのだろうか。
しかし、寺という空間にこういうものを欲したことは今までなかったのだった。

投稿者 aikopa : May 19, 2005 11:54 PM