July 11, 2005
カレーと夏
日曜に、おねいちゃんのところへ遊びに行った。
リクエストの素麺を手土産に行くと、
ものすごい暑い部屋で、
おねいちゃんはカレーを作っていた。
昼はそのカレーを食べた。
毎日のようにカレーを食べているという。
カレー臭になったらどうしようと言っていた。
今度会ったときにもまだカレーを食べていたら、
臭いを嗅いでみようと思った。
昼を食べたら、おねいちゃんはさむいさむいと言って寝てしまった。
再読した「手ぶくろを買いに」。実は子供のきつねが
出したのは人間の手に化けた方ではなくて、
きつねの手の方だったことを話したら、
やけに気に入ったらしく、
「手ぶくろです」と毛布の手を差し出していた。
もうすでに最初の目的を忘れているような発言。
そして帰りの切符をトイレに流してしまうという大失態。
あひゃひゃとなりながら、池袋をぶらついたら、
見知らぬ人に手相を見られた。全体的に凹む。
百聞の短編小説を読んでいるが、読んでいる途中に
分からなくなることが多々ある。
たびたび子供を踏ん付けて殺してしまう話があった。
あと、土手が出てくる。とにかく土手。
それから、毛むくじゃらの生き物が化けているという話。
牛になって、予言を待たれる話が面白かった。
とにかくすぐに困って、ええ、どうしようとなるのが面白い。