July 25, 2005

ブラッキボーと言われて、喜んでいた

先週はおねいちゃんが体調を崩したので、看病しに行ったら、
鼻水が止まらなくなった。
病床のおねいちゃんは、スター・ウォーズのヨーダは、
5で確か死ぬんだが、そこで自分は800年生きていると言う。
でも、2で再登場するヨーダは、多く見積もっても30年しか遡っていないのに、
あんなに若返るのは可笑しいんじゃないか。という話をする。
クローンの攻撃を見たときにヨーダが若いから俊敏に動くので、
やだなぁ、あのひょこひょこ動いてるヨーダが好きだったのに、
若返らなくて良いよ、全くと思っていたが、
若返りすぎということに気づいた途端、ヨーダがどこであんなに
老けることになったのか?とか突き詰めていくと、
何だかアナキンがダース米だーになっちゃうよりミステリーなのだった。
おねいちゃんは、熱を出しながら、そんなことを考えていたのか。

それから、鼻水は止まったので色々なところへ行く。
まず、「運命じゃない人」を見る。面白い。
可笑しいし、笑いたいのだが、私が見た回の人々は何だかシビアで、
ノリが悪く、笑ってなかった。笑うなら、みんなで笑いたい。
それが映画館の良さではないか。笑いの5.1サラウンドの渦。
それから、イオネスコの「禿げの女歌手」の公演を見に行く。地震直後に。
おねいちゃんは、髭?の女歌手かと思ってたと言っていた。
で、深夜にかけて、おねいちゃんと話をした。
サルトルの本を読んでいるという話をしたら、
え?サルトルビ・佐助?とおねいちゃん。
だれだよ。それ。
相変わらず、あるいは、前にもまして、
おねいちゃんはデタラメになっている。
もしくは、おねいちゃんは違うところを見ているのだ。
おねいちゃん、そっちじゃない。

投稿者 aikopa : July 25, 2005 12:00 AM