April 2, 2006

雨の日の桜は

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良い感じに散りだしている。
どうしてこんな気分になってしまったのか、よく分からないけれど、
おそらく知人の写真展に行き、けれど、その人が作品のためにしか
もう写真を撮ったりしないという話を聞き、私はその白い壁に宙吊りに
された写真群に対して私が感じた、何か違和感というか、
何の感情も抱かなかったことについて、申し訳なく感じていた私の気持ちを、
ずんずんと地底の方へと進めさせたのだった。
世界にその作品を成立させた際に、少なくとも一人はその作品を
望んだ形で現れるのが、良いのじゃないか。ちがうのか。
と思ったのだった。

投稿者 aikopa : April 2, 2006 7:50 PM