February 22, 2007

なぜだかコーナーショップを聞きたくなったのは

やはり、彼らがインドにルーツがあるせいかもしれない。
今日は角ちゃんに会ってきた。
始めは二人とも何から話していいのか分からず、むんぐむんぐ
していたけれど、そのうち、会話の車輪がくるくると回りだして、
宇宙とコブラと瞑想、七つのチャクラ、あれ、チャクラかな、
とにかく、ぱかっと開くっていうのと、いい匂いのお香と、
屋上のレストラン、食器洗い用のスポンジを売りつけられて、
それで身体を洗ったことについて聞いてきた。
ヨガの先生に、瞑想してるのか寝ているのかわからないんですがと
角ちゃんは聞いたらしい。いい。すごくいい。
角ちゃんはインドをさ迷っていたけれど、私は日本で
血迷っていたよ。などと私は言っていた。
そして、今、また小説を新たに書き始めていて、そこで、
私は、りぼんみたいな内容をすっちゃかめっちゃかな文体で
書いているのだけれど、その文体が、たぶん、
探していた文体で、詩を書くのをやめて、ずっと小説は
分かりやすい文体で書かなければならないのだという強迫観念と
ともに鬱屈した、何かがあったのだけれど、
それからすぱっと解放されて、たどり着いた気がして、
で、その話をしたら、何だかコトンと落ちてくるものがあって、
なぜこの話を今まで姉にできなかったんだろうと思ったら、
プリントされてきた写真に、路地と路地に挟まれて、
小さく写っている姉の写真を、私はじっと、じっと見入ってしまった。

投稿者 aikopa : February 22, 2007 11:28 PM