March 6, 2007
階段から色々なことを考える
私は未明、パンをこねながら、こんなことを考えていた。
日曜に行った角ちゃん宅のことを思い出していた。
角ちゃんの家の階段には何も置かれていなかった。
たぶん、普通のきれいな家はみんなそうなのだろうと思う。
私の家の階段は、連なるようにものがぽこぽこ置いてある。
上に持って帰ろうと思ったものが途中で堆積し、
ミクロな段々畑のグランドキャニオンを形成している。
来客時も少しのものは、そのまま置いたままになっている。
ただ普通にきれいでない家なのだろうと思う。けれど、
家は人を作る。と思うのだ。
やはり、人と仲良くなっていく過程で私は驚くほど、その人の
家、家について考えていると思った。
見たことのない家について考え、思い描き、そして、私の想像した
その家にその人が住んでいる。でも、また色々な話を聞き、
仲良くなっていくにつれて、やはり、家の形が変わり、
間取りが変わり、内装が変化していく。
素敵だと思った。でも、今まで素敵だと思ってなかった。
それと、その反対はまだあまり、体験したことはないけれど、
やはり面白いんじゃないか。家、その家に住んでいる誰かに
ついて考える。