June 1, 2007

いつも心は、上流にいたい。

わたしは出土された2100年前のメロンだという写真を見ながら、
おそらく2100年前にほのかに漂っていただろう甘い匂いを、
くんくんと想像した。
メロンの周りにふらふらと群がる毛じゃむくらの動物たち。
おい、これ、うまそうだぜ。おう。たべてみよう。がふがふがふ。

この前、本屋に行った際に、大型の本を足の甲に落とす。
う。と低くうごめいたら、お店の人が駆けつけてくれた。
ムーミン谷が作れるというペーパークラフトの本。
すごいんだ、それが。ムーミンとかスナフキンとかだけじゃなくて、
家まで作れる。でも、その時に落とした衝撃が今や青あざとなって、
蘇る。どちらかと言うと痛い。

昨日は確かかほりさんと、色々な怖い話をしていたのに、
いつの間にかニーハオ・トイレの話(たぶんもうそんなトイレは
ないのかもしれないけれど)に至り、やっぱりあれはきっと
水の流れがあるだろうから、「上流にいたい」と彼女は奥深い声で言っていた。
万事に当てはまるような名言である。

スタローンが「僕の外面はキング・コングに見えるかもしれないが、
内面はヒュー・グラントだ。」と言っているらしいというのを読んで、
わたしは、そんな映画あったら良いのに、と思った。
スタローンがキング・コングに見える外面について悩み、
落ち込んでると、本物のヒュー・グラントがやってきて、
何か励ましてくれる。ヒュー、いいよな、君は。
いや、僕だって、君みたいなマッチョな身体に憧れてたよ。
何てことのない会話。まぁ、お互い、がんばろうな。だ。きっと。

投稿者 aikopa : June 1, 2007 8:23 PM