September 4, 2007

消える文字 エメラルドは太鼓を叩く

地域紙の里親募集コーナーがすごい。犬とか猫が数匹単位で
出されている中に、ウサギ300羽というのがあった。
寝ていると、小さなもさもさのウサギにむくむく
取り囲まれるのを想像する。
そういえば、youtubeで小ウサギに埋もれて
まんざらでもなさそうな猫
という動画を見た。
小ウサギがむんぐむんぐとつかまれて、猫にのっけられていく。
何か分からないけれど、わたしがもうふを
むんたむんたと直す様に似ているのではないか。

バケツで作った太鼓を空港の人が見て、何か演奏されてきたんですか?と
角ちゃんは聞かれたという。どんどこどこどこ。そんな擬音語がふんだんに
使われたバースデーメッセージを二ヶ月前くらいに送った。
乱丁の日めくりカレンダーに、七月がちらほら混じっていて、
九月の綴じ込まれなかった日に何がそこに描かれているのか
気になるよりも先にわたしは、すごく、すごく試されていると思った。

試されていると言えば、ubuntuだ。ネットをしていて、ちょっと
疲れてくると、途端に日本語が出なくなる。
変換して決定すると消えるのと、変換している時に見えないのと、
全部出ない時がある。
変換している時に見えないのは、本当にブラインドタッチだと思った。
変換されているだろう透明の文字を頭に描きながら、
スペースキーを押す。

昨日、久しぶりに会った角ちゃんは、2004年のたびもふで、
エメラルドが印象的な詩が書いてあって、それを最近のものだと勘違いして、
読んだと言っていた。はて?エメラルド?と思って、読みかえす。
確かに、エメラルドばかりが出てきた。
要するに片目のジミーという映画にジミーが出てこなくて、
しかも面白くなかったと言いたかったのではないかと思ったけれど、
今となっては、わたしがなぜ悲しかったのかわからない。

投稿者 aikopa : September 4, 2007 8:04 PM