December 10, 2007
魔法のような年賀が届く
ジョナタンから年賀が来る。早い。
やけにきらきら光ったちょうちんの中に雪の積もった家があるというカードだった。
なぜ?ちょうちん?
しかも、開いてふむふむと読んで、ぱたんと閉じると、手がきらきらしている。
まるで魔法のようだった。
ただ、封筒に二箇所セロテープが貼られていて、でも、それが何のためか
分からないし、おそらく何の意味もなしてない。けれど、
開きやしないかと心配だっただろうジョナタンのことを思う。
ふむふむ。そうかそうか、心配だったか。
この前、ユリコさんに久しぶりに会った。
相変わらず、ユリコさんは変だった。
31アイスクリームでアイスを買い、ぺろぺろと食べていると、
会話がなくなり、ユリコさんが何やら、31アイスクリームの店の中を
じろじろと見ている。
何、見てるの?と私。
内部。とユリコさん。
クールにボケる。仕事場の男性社員より足が大きくて、彼と足を取り替えたいよ
と言ったり、今日は散財するぞと決心するユリコさん。
こっそり貰って帰ろうとフェイスカバーをかばんに入れていたら、店員さんに
回収されそうになったり、何だか本当に楽しかった。
それから、最近。考えていたこと。
強化ガラスの少年時代。君はハウステンボスからの夜景よりも美しい。
解けない愛のクロスワードパズルを抱いて。
四十肩の荷が下りる。もし私が伝書鳩なら、あなたのもとまで飛んで行くのに。
などとメタファーを補足説明すると、おかしな気持ちになる。と思った。