December 16, 2007

乱射事件と色即是空、そして、pas malについて考える

佐世保の銃乱射事件。朝ニュースを見ながら、こんな会話。
銃って狩猟用なんでしょ?あれ?でも、クレー射撃とかの人も
登録できるんだよね?
父。いや、狩猟用だよ、散弾銃は。
あぁぁぁ、そうだね。と私。
ごんも死んだよね。
(ごんぎつねの最後で、散弾銃で撃たれて、ぱたっと倒れるのは、
狐のごんだ。ちょっと良いやつだった。)
あれ?男の人の名前は与ひょうだっけ?与一だっけ?
あれ?与ひょうは鶴の恩返しの男の人かな・・・。
さあ、覚えてないと父。
でも、よ・ナントカだったよ、確か。
うるおぼえな会話。

ジョナタンに私の写真を送ったら、pas mal悪くないよとメールがくる。
ふむふむ。と思っていたら、すぐに次のメールが来た。
「悪くない」っていうのは、良いってことで、かわいいって意味だからね。と
言い訳じみたメールだった。
かわいいのは、むしろそっちの方であろう、そうであろうと思った。

夕方、おばあちゃん家にないような洋菓子の小さな詰め合わせを
持って行ったら、おじいちゃんとおばあちゃんが、これとこれは
いっしょじゃない?あれ?ちがうかしら。これは、同じだな。とか言っている。
何だか微笑ましくて、にこにこしながら、二人を見る。
あと、おじいちゃんの色即是空、空即是色の話。
高校生の時は、恋は無意味だって意味だと思ってたと言っていて、
よくよく考えてみると、可笑しい。おじいちゃんにも、列記とした
高校生の時代があったのだ。恋は無意味か、ほーなどと思っていた
のだろうか。
でも最近読んだ本には、形あるものはすべて、他のものとの関係によって、
そこに存在する。というような意味で、空は相関性を意味しているのだと
言っていた。おもしろかった。全然、無意味じゃないのだ。

投稿者 aikopa : December 16, 2007 1:07 AM