September 1, 2008

そうだ、わたしはがらむしゃだったのだ。

気持ちのアップダウンが激しくなり、読書量を増やす。
マイホームの床下に仙人のような男が住んでいるという
小説を読んだら、気持ちが楽になった。
あと、この人の顔
健三郎の顔を見て、健三郎の日本語みたいな発音の英語を
聞いていたら、何だかきゅーっと引き込まれて、健三郎の似顔絵を書く。

先週末は同窓会だけじゃなかったのだ。
私はたわしはとても頑張ってむがしゃらだったように思う。
むがしゃらに、映画を見る。
ただ初めて見ると思って、見ていたら、見たことのある映画だった。
初めの30分だけ、新鮮な気分でビッグフィッシュを鑑賞する。
しかも、ビッグフィッシュを選んだ時はジョニー・デップ主演だと
思い込んで借りたのだった。デップ主演なのは、たぶんネバーランド。
それから、一週間で返すイコール週末に見ておかなければならないと
いう義務感で二本立て。
君とボクの虹色の世界。淡々と過ぎていく日常がどことなく、不満げで、
でも、その不満をどこかにぶつけるってわけでもなくて、どうしてかなぁと
思っていると、捨てられそうになった鳥の絵を木の枝に掛ける。
そこで寄り添う手。その手がまさに世界を虹色に染めるのだろうと思った。

日曜は智子さんと練馬区立美術館。
白いホコラの中に穴があって、その穴から中を覗くと、
竹で作った、鳥みたいなのとか、竜巻とか、飛行船みたいなのが、
ゆらゆら揺れていて、トテトテトンと音の風に乗って、行ったり来たりする。
時折、光が変化して、暗くなったり、明るくなったりして、小さな
カリンバがテンテントロロントンと奏でられ、素敵だった。
向こう側で見ている子供たちの顔もちょっと楽しい。

投稿者 aikopa : September 1, 2008 9:54 PM