September 25, 2008

ファンタジック・イスラエルと、真剣なフーセンガムの営み

昨日、セイントクララというイスラエル映画を見た。
話は、予知能力を持ったロシア人の女の子と、
不良少年が恋をするという何てことのないストーリーなのだけれど、
イスラエルの団地やソファの捨てられた沼地、中学校の白い廊下、
終盤二人が歩く線路の長回しは素敵だった。
風景がまさにファンタジー。
ちょっとキンザザっぽくて、久しぶりに選んだ映画があたり、
たわしはうれしゅっしゅになる。

で、最近はというと、急に欲しくなって、フーセンガムを買う。
真剣にフーセンを膨らます毎日。日々のよしなしごと、つれづれなるままに
思う泡や流れ行く百対の枕、そんな思いを込めて、膨らます。
ぽんうと膨らんだフーセンがぷふっという鈍い音を立てて、
ぺしゃりと唇につき、一目散にしぼんだフーセンを回収する。
こんな真剣な私は久しぶりだと思う。

投稿者 aikopa : September 25, 2008 8:42 PM