November 15, 2008

おばあちゃんの腰痛からのメヌエットあるいはアルヒーブ、アルヒーブ!

朝起きて一階へ行くと、おばあちゃんが変な格好で洗面に立っていて、
どうしたの?と聞いたら、腰が痛くて曲げられなくて、顔が洗えないのと
言っていた。
そこまで痛いのは、とても可愛そうだと思って、晩ご飯、わたし、
作るよと言ってみる。
言ってみたものの、しゃがいもの皮むき中、ピーラーで指を切るという
失態を犯し、あまりの間抜けさ加減と久しぶりに慌てたので、
気持ち悪くなり、じゃがいもを二階へ運んだついでに、ごろんと
横になる。しばらく休んで一階へ戻ると、おじいちゃんとおばあちゃんが
二人でハンバーグを作っていて、私が怪我をしたというので、
おばあちゃんも休んでいられないとばかりに、しゃきしゃきと動いていた。

それから、土浦へ電話。
バンドエイドを張り替えて血が止まってないって言ったら、
おじいちゃんがバンドエイドはずすから血が出るんだって怒っちゃってさ、
という話をするとお母さんが笑っていた。
おじいちゃんは大抵むちゃくちゃな論理で怒っていたりするけれど、
昔はきっとお母さんは笑うなんてできなかったことだろうと思う。
夕飯が物足りなくて、ねぎと油揚げを入れたラーメンをこしらえた
ばかりの父に代わってもらう。
ニューヨークタイムズに契約したら、MP3プレーヤーをもらって、
5時間かけてクラシックの曲を500MB入れた。と言っていた。
それで何ドルか払って、一年間クラシックダウンロードし放題の
サイトに登録したらしいのだけれど、そのサイト名に含まれるarchiveという
単語をアルヒーブ、アルヒーブと言っていて、全然通じなかった。
通勤の電車で聞いているというので、クラシックじゃ全然聞こえないでしょう?と
言ったら、うん、聞こえないと言っていた。
聞こえないものを聞く意義がどこかにあるのだと思う。
そして、ラーメン伸びたい放題。

投稿者 aikopa : November 15, 2008 7:55 PM