February 18, 2004
肩たたきトントン
仏検には受からなかった。
ああ。この感情が私に表現するものを与えてくれるのではないか。
客観的に考えて、便利であったり、無駄がなかったり、
何か賞を取ったり、もしくはそうするために何か努力するということ。
そういう考えばかりで溢れている生活から逃れることが大切だと思った。
私には無縁だと思っていたが、うかうかしているとそんな考え方や
他人の価値観を分かち合いたいとか思うようになってしまう。
自分の独自の価値観を見ないように目隠しする。
そんな状態では、やはり詩も書けない。当たり前だ。
何かを受け入れがたいと思う感情がきっと、内なる扉をトントン
叩いてくれる。きっと、肩たたきにも似た音。