April 18, 2004

ジプシー・ジャンガリアン・ハムスター

死に絶えた吸い殻の眠たげな発話の間に
青白い光の通った魂のフレーズがあるなら
私はそれは何日でも待ち続けることのできる
限りない友情にも似た 言葉にならない
言葉
私と私をつなぐ鎖の間に横たえ
並べ続けるフレーズのひとつひとつが
秘密主義過激派のテロを
恐れていた
いや 怯えているのはむしろ私が
私の夢を紡ぐ白い羽の戯れだ
そして今日が最後のルフランだということを
誰が知っているというのだ
私は彼女の知らないかもしれない
言葉をもたりもたりと積み上げていた
眠たいのは私ではない
私と私のあいだに横たわる眠たげな
自己暗示 ツカレタイテス
知らなければ幸せだったことを
知ったところで果たして味わうだろう
苦痛を知る直前から想うことは
できるだろうか
私と私のあいだで強熱のフラメンコの
手拍子を打つのは?
知られざる明け方の夢にそっと
鍵を差し込むのは?
知らないことに意味がないように
また知ることにも意味がない
等しい価値の横たわる闇に
響き渡るフラメンコの手拍子は
どこから聞こえるものなのか?
友情が私と私のあいだでファントマスの仮面を被る

詩を書いてみた。
眠たくてふらふらの時に書いた。

投稿者 aikopa : April 18, 2004 11:55 PM